• 12月10日から12日まで開催されたイベントには、100カ国から400を超える出展者と製薬業界から150人を超える講演者が集結
• 健康的な生活を基盤とした活力ある社会の育成を目指す、サウジアラビア王国のビジョン2030で概説された医療分野変革プログラムの目標に沿った

アラブニュース

リヤド：サウジアラビア保健省は、リヤドで開催されるCPHI中東展示会で、治療と製薬に関するヘルスケアの最新プロジェクトを紹介している。

12月10日から12日まで開催されるこのイベントには、100カ国から400を超える出展者と製薬業界から150人を超える講演者が集まる。

これは、健康的な生活を営む活気ある社会の育成を目指す、サウジアラビア王国のビジョン2030で概説された、医療分野の改造プログラムの目標に沿ったものである。

主なハイライトのひとつは、バイオテクノロジーの進歩であり、これは、サウジアラビアを地域および世界のバイオテクノロジーの中心地と位置づけ、その分野における自給率を高めることを目指す、同省の国家バイオテクノロジー戦略への支援を強調するものである。

また、サウジ国営通信によると、パビリオンではバイオテクノロジー分野への投資機会も紹介し、同分野の成長を促し、王国を世界的なリーダーとして確立することを目指している。

主な取り組みには、国際企業の誘致を目的とした戦略的インセンティブの実施、持続可能なマーケティングの推進、資金調達能力の強化、共同投資の促進、インフラ投資の推進などが含まれる。

保健大臣のファハド・アル・ジャラジェル氏は次のように述べた。「サウジアラビア王国で CPHI Middle East 展示会を開催することは、この地域における製薬業界の革新のハブとしてのサウジアラビアの役割を強化するという我々の決意を強調するものである。

これは、2040年までに国内総生産（GDP）の3パーセント、総額1,300億サウジ・リヤル（346億米ドル）に貢献することを目指す国家バイオテクノロジー戦略の実施に向けた王国の取り組みとも一致する。

アル・ジャラジェル氏は、総額100億サウジ・リヤルの契約締結を監督し、10億サウジ・リヤル規模のプロジェクトにおけるバーテックス・ファーマスーティカル社、1億サウジ・リヤル規模の投資を行うタブーク・ファーマスーティカル社など、大手企業との提携を発表した。

保健省副大臣（企画・開発担当）のアブドルアジーズ・アル・ラマイ氏は、医療分野の変革と製薬業界における民間企業の役割拡大を称賛した。

同副大臣は、研究、イノベーション、統合バイオ製造を支援することで多数の雇用を創出し、同時にこの分野の成長と競争力を高めることを目的とした国家バイオテクノロジー戦略を通じて、2030年までに中東および北アフリカにおけるバイオテクノロジー分野をリードするという王国の目標を強調した。

アル・ラマイ氏は、公衆衛生の向上、健康安全保障の強化、経済成長の促進、そして王国の国際的地位の強化において、製薬分野が重要な役割を果たしていることを指摘した。