


ダーラン: アブドルアジーズ世界文化センター(King Abdulaziz Center for World Culture、通称イスラ)主催の「Japan Cultural Days」イベントの一環として、1月23日から2月8日までダーランで茶道、寿司ワークショップ、漫画教室など日本文化の活気ある祭典が開催される。
主催者によると、このイベントはサウジアラビアと日本が今年国交樹立70周年を迎えるにあたり、両国の根強い友好関係と文化交流を強調するものだという。
「「日本文化の日」は、文化交流の有意義な機会を地元の人々に提供することで、人類の発展に具体的かつ積極的な影響を与えるという、イスラの広範な使命の重要な一部です」と、イスラのプログラム責任者であるヌーラ・アル・ザミル氏は声明で述べた。
来場者は、日本の伝統と革新の豊かさを紹介する多種多様なアクティビティに没頭することができる。
茶道や和菓子作りを紹介する「日本家屋体験」などは、日本文化の中心である「心」や「和」をテーマにしている。
View this post on Instagram
映画が好きな人のために、ハートフルなドラマから躍動感あふれるアニメーションまで、古典から現代までの日本映画がチケット制で上映される。
ワークショップは17日間の祭典の重要な要素であり、日本の伝統に触れる機会を数多く提供する。
お面の作り方や飾り方、伝統的な扇子や絵葉書の作り方などを学ぶことができる。
さらに、参加者は何世紀にもわたって行われてきた、芸術と自然を融合させたミニチュアの木の栽培について学ぶことができる。
また、寿司作りのワークショップや、金継ぎを中心としたワークショップもある。
漫画の書き方や描き方、書道教室、折り紙教室もある。
参加者は、謎解きやテーマ別のステーションを訪れ、楽しくインタラクティブに日本の習慣や伝統について理解を深めることができる。
着物の展示では、日本の伝統的な衣服を鑑賞し、その文化的意義について学ぶことができる。
また、クラシックカーの展示も行われ、日本を代表する自動車と自動車界に与えた影響を紹介する。
このイベントでは、日本の芸術のダイナミズムを際立たせる魅惑的なパフォーマンスが披露される。
伝統的な和太鼓の演奏にフルートやハープのメロディー、コンテンポラリーな振り付けを融合させた、待望のドラムタオパフォーマンスが王国で初披露される。
また、Lush Gardensでは、日本のバザー体験や生け花ステーション、8つの野外ライブショーも開催される。
その中には、2022年東京オリンピックのオープニングパフォーマーであるワオンワギとギネス記録保持者の伊藤雄介が率いる、伝統的な歌舞伎やけん玉のライブパフォーマンスも含まれる。
小さな来館者も見逃せない。こどもミュージアムでは、日本の民話に命を吹き込む、子ども向けの体験型ワークショップや読み聞かせのセッションを多数開催する。
イベントの詳細とスケジュールは、イースラの公式ウェブサイトまたはソーシャルメディア・チャンネルを参照のこと。