
ラワン・ラドワン
ジッダ:マッカでは新型コロナウイルス感染者が増え続けており、感染症の拡大と闘うため、野戦病院が設立された。
病床数は100床で、感染者が出た時に当局者が迅速に対応できるよう支援するのが目的だ。
サウジアラビアの新型コロナウイルスの新規感染者は1351人となり、これまでの感染者数は累計で2万2753人。そのうち1万9428人が活動性で、123人が集中治療を受けた。感染者の約17%がサウジアラビア人で、83%が外国人居住者だった。
保健省のスポークスマン、Mohammed Al-Abd Al-Aly博士は4月30日、210人が新たに回復したことを発表し、合計3163人になった。一方、新たに5人の死亡が報告され、合計162人になったことを発表した。
最近ではサウジアラビア人2人と外国人居住者3人が死亡し、リヤドとジッダでの死亡も報告されている。
Al-Aly氏によると、同国で確認された全感染者の5割強が20歳から40歳の間である。