
リヤド:サウジアラビア航空局は、衛星技術を活用した捜索・救助ミッションについて話し合う地域会議を月曜日にジェッダで開催する。
この会議は2月24日から27日までの4日間開催され、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、アルジェリア、ナイジェリア、トーゴの捜索救助センターのチームを対象としたトレーニングワークショップが予定されている。
サウジアラビアは、この地域における救助活動の最前線にあり、国際Cospas-Sarsatプログラムによって設置された航空機、船舶、人員用の統合衛星捜索ツールを導入している。
サウジアラビア王国は、1979年にカナダ、フランス、米国、旧ソビエト連邦によって設立された、衛星技術を救助活動に活用するCospas-Sarsat構想に中東で最初に加盟した国のひとつである。
サウジアラビア王国のミッションコントロールセンターの代表者をはじめ、空軍、国境警備隊、内務省治安部隊など、救助活動に関わる当局者が会議に参加する予定である。
参加者は、遭難者の警告を中継する衛星の展開に関する技術的および運用面の側面について議論するほか、地域間の捜索・救助サービスにおける協力の側面についても議論する予定であると、サウジ国営通信が伝えた。