
Ruba Obaid
ジェッダ:サウジ保健省は、1日あたりのCOVID-19検査数を3倍に増やし、これが王国で確認された感染数増加の明らかな要因であるとタウフィーク・アル・ラビア保健相が述べた。
「これによって、手遅れになる前に救命するため、できる限り多くの感染者発見が可能になるだろう」と氏は付け加えた。「国の医療システムを強化する医療従事者への信頼により、我々はこの一歩を踏み出した。」
アル・ラビア氏は、効率的な医療努力とプロトコルにより、サウジアラビアは死亡率と重傷者数が最も低い国のひとつであると述べた。
氏は、このような困難な状況での王国の医療従事者の努力と献身に感謝した。
同省は1か月前まで毎日5,000件から6,000件の検査を実施していた。その数を16,000件から18,000件に増加した。これまでに実施されたPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査の総数は586,405件である。
同省の広報担当モハメッド・アル・アブド・アル・アリ博士は次のように述べた。「我々の大規模な検査、実態調査とモニタリングは、社交の場が感染数増加に影響し続けていることを示す。」
内務省は日曜日、社会的距離に違反し、集まりに参加することへの新たな罰金を発表した
初回の違反者はSR10,000($ 2,666)、違法な集まりの進行役、参加者、招待者はSR5,000を支払う。これらの罰金は、再度違反すると2倍になる。
内務省は、集会が行われた施設が民間部門に属す場合、3ヶ月間閉鎖され、違反が繰り返される場合は6ヶ月間閉鎖されると述べた。
これらの規制に違反する外国人は、課された刑罰に服すあるいは罰金を支払った後、永久的に国外追放される。
一方で日曜日、サウジアラビアで2,736人の新たなCOVID-19感染者が発表された。そのうち22%が女性、9%が子供、40%がサウジアラビア人である。
新たな感染者のうち、メッカで557人、リヤドで488人、マディーナで392人が、ジェッダで357人、ダンマームで286人と確認された。
確認された感染者総数は54,752人である。現在、発症者が28,718人、重症者が202人である。
保健省は、さらに2,056人の患者がこの感染症から回復し、王国での回復者総数は25,722人になると発表した。
同省はまた、メッカ、リヤド、ジェッダ、マディナ、アルハルジ、アルニリヤでの10人の外国人死亡者を報告し、総計を312人に引き上げた。