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サウジアラビアがCOVID-19検査の第3フェーズを開始

ボランティアは、王国内の20を超える都市で、352,181時間のボランティア活動を行い、350万人超に奉仕することができた。(SPA)
ボランティアは、王国内の20を超える都市で、352,181時間のボランティア活動を行い、350万人超に奉仕することができた。(SPA)
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21 May 2020 09:05:52 GMT9
21 May 2020 09:05:52 GMT9

Ruba Obaid

ジッダ:サウジ保健省は近日中に、国内のCOVID-19感染状況を評価する目的で拡大検査の第3フェーズを開始する。

同省は、この新しいフェーズでは家庭内あるいは住宅訪問によるCOVID-19検査が含まれないことを強調した。代わりに、テストを実施するためのさまざまな手段やオプションが提供される。同省は、複数の都市に車内で検査を行うためのドライブスルーセンターを設立すると同時に、主要医療センターでの検査サービスを提供するほか、国民や居住者がオンラインアプリケーションを介して自身の検体収集の予約を行えるようにする。

拡大検査の第1フェーズは、複数の都市の人口が密集した地区と労働者居住地のスクリーニングを行う実地調査で始まった。一方、5月4日に始まった第2フェーズでは、保健省の「Mawid」アプリを介してCOVID-19検査を受ける個人が対象に含まれた。

パンデミックの初期に立ち上げられた同省の保健ボランティアプラットフォームには、現在163,894人のボランティアが登録されている。登録されたボランティアのうち、72,000人は必須の訓練プログラムを終えて、必要とあらば活動ができる状態にあり、19,000人はすでにボランティア業務に携わっている。

同省の保健ボランティアセンターでセンター長を務めるサファール・バッター博士は、「訓練プログラムは医療専門委員会に監督されており、患者とボランティアの安全を確保するために必要となっています」と述べた。

「ボランティアは、王国の20以上の都市で、352,181時間のボランティア活動を行い、350万人以上がこの恩恵を受けることができました」とバッター博士は話した。

ボランティア活動には、病院や保健省の検疫エリアでの作業、医療相談の提供、スクリーニングと疫学調査への参加、救急隊での作業、さらには他の多くの公衆衛生サービス関連の活動が含まれた。

このプラットフォームは、12の政府機関と連携した王室の命令に従って、4月初めに立ち上げられ、保健関連の分野であるか否かに関係なく、さまざまな専門分野からのボランティア申請を受け付けた。

一方、水曜日にはサウジ国内の新規COVID-19感染者が2,691人と発表され、そのうちの74%が男性、87%が成人、40%がサウジ国籍であった。

新規感染者のうち、815人がリヤド、311人がジッダ、306人がメッカ、236人がマディーナで記録された。

記録された感染者の総数は62,545人となり、現時点で28,728人が治療中で、276人が重症となっている。

保健省は、1,844人以上の患者がこの感染症から回復し、王国内での回復者の総数は33,478人になったと発表した。

同省はまた、メッカとジッダで33歳から95歳までの外国人居住者が新たに10人死亡し、死者数は計339人になったと報告した。

さらに、COVID-19のPCR検査が新たに18,094件実施され、サウジアラビア国内の検査総数は636,178件となったことが発表された。

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