
ニューヨーク:サウジアラビアのアブダラ・アル=ムアリミ国連常駐代表は21日、国連テロ対策センター(UNCCT)の諮問委員会の第20回会議(オンライン開催)の議長を務めた。
会議では、2019年の年次報告および2020年第1四半期のUNCCTの最重要プロジェクトに関する報告について議論した。
UNCCTの「外国籍のテロリストとその家族を含む、テロ行為の容疑者もしくは有罪判決を受けた個人の訴追、更生および社会復帰に関して加盟国を支援する」プログラムをレビューした。
会議ではまた、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに対するUNCCTの対応に関するプレゼンテーションが行われた。
会議には、国連テロ対策オフィス(UNOCT)のウラジミール・ヴォロンコフ事務局長、UNCCTのジハンギア・カーン部長、およびサウジ代表団が出席した。
諮問委員会は21の加盟国とゲストメンバーのEUから構成され、サウジアラビアが議長国を務めている。委員会はサウジアラビアの支援を受けて設立されたUNCCTに助言を提供する。
UNCCTは四半期ごとにプログラムやプロジェクトの進捗状況について諮問委員会に報告する。
SPA