
フッサム・アル=メイマン リヤド
サウジの芸術家が、王室からプロジェクトへの賛同を得た上で、コンクリートの防壁で迷路を作り、サウジアラビアのテロの歴史を物語っている。
ハムード・アル=アタウィは「妄想の迷宮」と題した作品に800以上のブロックを使った。
彼の作品のアイデアは、人生とあらゆる困難についての反省から生まれたものだ。
」閉ざされた道には必ず出口を見つける力が必要です。私は文化省にコンセプトを送り、文化大臣のバドル・ビン・アブドゥッラー・ビン・ファルハン・アル=サウード王子から、私の作品を実行するために必要な支援を全面的に受けました」と彼は語る。
作品は、過去10年の初めにリヤドで行われたテロとの戦いを象徴するものだとハムードは付け加えた。
彼によると、サウジアラビアはアルカイダによる国内での攻撃を戦うことができたが、テロリストのグループはその後国際社会の各国が占有するものを含む保安・軍事機関、外交公館、民間の住居などを標的にしたという。
これらのテロの脅威は、テロ攻撃を阻止するため、潜在的な標的をコンクリート防壁で囲むよう当局を促したと彼は付け加えた。
しかし、現在では都市景観を改善するための首都のプロジェクトの一環として、通りや建物から防壁が取り除かれている。
ハムードは、文化省がリヤド市と調整して、リヤドの北にあるサルマン国王科学オアシス博物館の敷地を提供し、そこに自身の作品を構築できるようにしてくれたと言う。当局はまた、彼の迷宮プロジェクトのため、コンクリートの防壁と必要なすべての資金を提供し、プロジェクトは2週間で完成した。
「実際に使用されていたコンクリート製の防壁を提供してもらい、保管場所に立ち入り、修復をせずにそのまま持っていかせてくれました。まさに私の作品のイメージそのものでした」と彼は付け加えた。