
東京:元世界ランキング1位の大坂なおみが、来月開催されるパリ五輪に日本代表として出場する許可が下りたと、日本テニス協会が木曜日に発表した。
元全米オープンファイナリストの錦織圭にも出場許可が下りたと日本テニス協会は発表した。
グランドスラムを4度制した大坂は、2021年に開催が延期された東京大会の開会式で大釜に火を灯し、3回戦まで勝ち進んだ。
その後、彼女は母親になり、15ヶ月の出産休暇の後、昨年末にテニスに復帰した。
26歳の彼女の現在の世界ランキングは125位だ。
オリンピックのシングルスは64人までで、各国から最大4人まで出場できる。
日本テニス協会によると、国際テニス連盟は、ツアーから遠ざかっている選手に対する特別ランキングを与えることで、彼女のパリでの出場を許可した。
また、彼女はグランドスラム優勝経験者でもある。
錦織は、相次ぐ負傷で世界ランキングを286位まで落としているが、五輪に出場できる特別ランキングも与えられた。
大坂は、4月に東京で開催されたビリー・ジーン・キング・カップで日本代表としてプレーした後、パリで「ぜひプレーしたい」と語っていた。
「テレビでオリンピックを見て育ったので、オリンピックはスポーツの祭典だと感じていました」
「みんなをひとつにするものだと思ったし、そこでアスリートとして他のアスリートたちと交流できることは、私がこれまでしてきたことの中で最も楽しいことのひとつです」
「そして、もし出場することになったら、私は高い野心を持っています。本当に良い結果を残してメダルを獲得したいと願っています」と彼女は付け加えた。
AFP