
アラブニュース
リヤド:国連がその難民支援機関に対するサウジアラビアの「惜しみない支援」に感謝の意を述べた。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラッザリーニ局長は、キングサルマン人道援助救済センター(KSRelief)に宛てた書簡の中で、国連の支持を表明した。
ラッザリーニ局長はサウジアラビアに対し、同国の「支援と、パレスチナ難民に大きな影響を与えたその重要な役割」に感謝を述べ、「数十年続いてきた」パレスチナ側当事者と「王国との間の戦略的な関係性」に言及した。
また、サウジアラビアも両当事者間の協力強化を期待しているとも発言した。
一方で駐イエメン難民担当国連代表ジャン・ニコラス・ピウスも、イエメンの難民や国内で住む場所を失った人々に提供された惜しみない支援に対し、サウジアラビアに感謝の気持を表した。
「コロナウィルスパンデミックのせいでイエメンの危機が高まっている中、同センターは住む場所を失った140万人の人々の支援に貢献する一方で、困窮する数千の世帯に緊急用シェルターや食料を提供するという、忘れ得ない行動を示してくれた」と、ピウスは述べた。