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サウディアが20都市への国際便を再開

市民は出発前に、アラブ諸国については3か月以上、それ以外の国については6か月以上、パスポートの期限が残っていることを確認する必要がある。(SPA)
市民は出発前に、アラブ諸国については3か月以上、それ以外の国については6か月以上、パスポートの期限が残っていることを確認する必要がある。(SPA)
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15 Oct 2020 05:10:59 GMT9
15 Oct 2020 05:10:59 GMT9
  • 新型コロナの拡大抑制のための数か月間の制限が解除され、渡航が通常体制に戻りつつある

Arab News 

ジェッダ:新型コロナの大流行による数か月の渡航制限を経て、サウディア航空が中東・アジア・ヨーロッパの20都市への国際便を再開させた。

サウジアラビアの旗艦航空会社である同社は、許可を受けた乗客について、アンマン、ドバイ、チュニス、カイロ、アレクサンドリア、ハルツーム、ナイロビ、アジスアベバ、アムステルダム、フランクフルト、イスタンブール、ロンドン、マドリード、パリ、ワシントンDC、イスラマバード、ジャカルタ、カラチ、クアラルンプール、マニラへの渡航が解禁されたと述べた。

新型コロナ感染症(COVID-19)の世界的流行により渡航制限が課されてから6か月、サウジアラビアは9月15日に国際便を部分的に再開させた。

内務省は、来年1月1日以降に陸海空路の制限を全廃する予定だと述べた。最終的な日時は12月に発表されるという。同国の空路は通常、世界の85以上の空港に飛んでいる。

一方でGeneral Directorate of Passports(パスポート総局:GDP)はサウジアラビアを発つ国民や駐在員に対し、到着国の保健要件に従い、指示や規定を守るように求めた。

同局によると、いくつかの国ではCOVID-19の拡大抑制のために複数の手順や行動規則が義務付けられている。航空便の欠航を防いだり、到着後に出発国へ帰還させられることのないようにするためだ。

それらの要件や手順は事前の通告なく随時更新される、と同局は述べている。

湾岸協力会議の加盟国に渡航する際はパスポートが必要で、サウジアラビアの身分証明書では代用できない。。市民は出発する前にパスポートの有効期限を確認しなくてはならない。アラブ諸国については3か月以上、それ以外の国については6か月以上の期限が必要だ。

渡航文書の規定や指示内容について知りたい場合は、GDPの公式サイトが参考になる。

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