
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビアがアマル・ヤヒヤ・アルモアリミ氏を駐ノルウェー大使に任命し、女性として同国史上2人目の大使となったことを、国営報道機関のSPAが報じた。
同国初の女性大使は、駐米大使に任命されたリーマ・ビント・バンダル王女である。
20日、アルモアリミ氏は他数名と共にオンラインの就任の儀に参加し、サルマン国王およびムハンマド・ビン・サルマン皇太子の前で宣誓を行った。
同氏は教育、訓練、社会開発の分野で20年前にキャリアをスタートさせた。
アルモアリミ氏は教師として5年間、指導者として8年間のキャリアを積み、教育省の教育訓練部門にも1年間在籍した。
同氏は2019年以来、サウジ人権委員会(SHRC)の国際協力・組織部門でゼネラルマネージャーを務めてきた。
2019年初め、アルモアリミ氏はアラブニュースに対し「女性をエンパワーメントするためのサウジアラビアの取り組みは広範囲に拡大し、より加速しており、日々新たな扉を開き続けています」と語っている。
同氏はSHRCに任命された6名の女性のうちの1人で、同組織の女性比率は25%となっている。この6名は、SHRC初の女性委員である。