



Aseel Bashraheel
ジッダ: 王国の紅海で、今回2回目となるビーチフェスティバルがジッダの中心地に帰ってきた。ギネス世界記録となる世界最大のゴムプールのアクアパークも一緒だ。
今回は最高のロケーションで、暑さも激しい夏の盛りからようやく解放されたところだ。ビーチアクティビティはヒルトンホテルの向かいで9月22日から開始された。一般客は11月15日までビーチにアクセスできる。
ビーチフェスティバルのプロジェクトコーディネーターであるMutaz Al-Ghamdiがプライベートビーチに例えた通り、これは誰もが楽しめるイベントだ。「ビーチフェスティバルはビーチでのイベントです。ギネス世界記録となったゴムプールのウォーターパークもあります。家族連れも独身者も、1日中泳いだりパークで遊んだり、ビーチチェアやアンブレラの下で楽しんだりできます」と彼はアラブニュースに述べた。
フェスティバルには多くのフードトラックやその他のオプション、飲み物、アイスクリーム屋台などが参加している。またはただ「のんびりリラックスして楽しむ」こともできる。
しかしパンデミックの真っただ中なので、主催者側が何よりも重視しているのはゲストの安全だ。
「今年は新型コロナ(COVID-19)のプロトコールを考慮しました。ビーチチェアは全てソーシャルディスタンスを反映して設置しました」とAl-Ghamdiは述べた。一度に1,000人収容できるロケーションだが、Al-Ghamdiによると、保健省が定めたガイドラインを遵守するため、当フェスティバルでは制限人数がより少なく設定されているという。
更に、事前にビジターの温度測定を実施するほか、マスク着用も義務付けられた。マスクを外していいのは特定エリアの中だけだ。
「チェアとアンブレラは毎日消毒しています。ライフジャケットも同じです。お客様にも消毒してから貸し出しています。使用後は毎回、消毒してから収納します」とAl-Ghamdiは付け加えた。
ビーチフェスティバルは、ギネス世界記録であるゴムプールのウォーターパークがあるビーチイベントである。家族連れも独身者も、1日中泳いだりパークで遊んだり、ビーチチェアやアンブレラの下で楽しむことができる。
Mutaz Al-Ghamdi ビーチ、フェスティバルのプロジェクトコーディネーター
プロジェクトマネージャーは、当イベントが開催された当初、1週目の入場者は少なかったことを認めた。しかしやがて、このユニークなロケーションで開催されているフェスティバルに多くの人々が気づきだした。
イベントの宣伝活動は、ジッダの人々と、ビジターの口コミに託された。Al-Ghamdiは「大人気イベントに成長」した理由はビジターの体験とポップアップイベントの楽しさによるものだと考えている。
「多くの地元ソーシャルメディア関係者がやってきて、フェスティバルをチェックしていきました。人々もそれぞれの友人や家族などに話しました。そうこうしている間にこんな大人気イベントに成長したのです」と彼は述べた。
フェスティバルは平日、チケット料金がSR75 ($20)の時に人気が出たのだが、料金がSR115となった木、金、土の週末には更に混み合った。
広報担当で2人の子供の母親でもあるHasnaa Khalidは、イベント終了前に子供を連れてフェスティバルに来られたことに興奮している。
「最近は涼しくなってきて、子供も学校の宿題で何日も家にこもりっきりで少しいらいらしていたので、ポップアップビーチはすばらしいアイディアでした」と彼女はアラブニュースに述べた。
Khalidの2人の娘は泳ぐのが大好きでビーチにもよく行くが、彼女が一番面白いと思ったのはゴムプールのウォーターパークだったという。
「毎日あるものではないので。たくさんの人の投稿も見ましたが、とても楽しそうでした。私の友達の子供の中には、去年の11月、北ジッダでのパークに行った子もいますが、そのことを夢中で話していました」と彼女は述べた。