
アラブニュース
ジェッダ:サウジアラビアは、臨床試験の最終段階に達した2~3種類のワクチンの早期供給を受ける合意に署名したと、予防衛生担当副大臣のアブドラ・アル・アシリ氏は述べた。
「サウジアラビアはワクチンを受け取る最初の国の1つになる」と、同氏は水曜日、Saudia TVのインタビューで語った。
一方、サウジアラビアでのコロナウイルスの新規感染者の1日の合計は再び400人を下回り、394人だった。1日当たりの回復者数は着実に増加しており、これまでに感染が確認された351,849人のうち338,708人が回復している。サウジでは新たに14人が新型コロナウイルス感染症に関連して亡くなっており、これまでの死者の数は5,590人に達した。
この1日で新たに確認された感染者の数は、リヤドが58人と最も多く、次いでマディーナが44人、マッカが29人となっている。保健省によると、サウジでは7,557人がアクティブであり、そのうち786人が重症となっている。過去24時間で、62,922件のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査が実施された。
同省は、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状のある人は、Tetamman (安心するという意味)の診療所を訪れウイルス検査を受けるよう要請した。全国に約235の診療所があり、Sehatyのアプリから検査の予約ができる。ただし、感染が疑われ、高熱、息切れ、胸の痛み、咳、喉の痛み、下痢、嗅覚や味覚の低下などの症状がある場合は、予約なしで診療所を訪れることも可能である。
同省はまた、Takkad (確認するという意味)と呼ばれる保健センターを設置し、病気の症状がない、または軽度の症状しかないが、感染した人と接触した可能性がある人に対応している。