
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは、戦争で荒廃した国のためのプレッジング会合において、アフガニスタンへの支援を再確認した。
フィンランドと国連の共催によりジュネーブで開催されたこのイベントでは、米国、EU、その他のドナー国がアフガニスタンへの資金提供で数十億ドルを約束した。
ジュネーブでサウジアラビアの国連大使を務めているアブドゥル・アジズ・アル=ワゼル氏は、王国はアフガニスタンの様々な分野で35以上のプロジェクトを支援し、2,400万ドル以上を拠出してきたと述べた。
それらのプロジェクトは人道、健康、教育、水源および食糧安全保障などの分野に渡る。
アル=ワゼル氏は、王国はアフガニスタンに対する責任感により同国のために開催されたすべてのドナー会合に参加しており、アフガニスタンが安全と繁栄を手に入れることを希求していると述べた。
同氏はアフガニスタンの安定を実現するためには、同国政府とタリバン間の調停、および暴力を放棄し政治的プロセスを始めるためのグループのコミットメントといった数段階のステップを通じて、共同的なサポートが必要だと確信していると述べた。
英国、オランダ、ドイツ、米国、カナダなどの各国は、アフガニスタンのアシュラフ・ガニー大統領やアントニオ・グテーレス国連事務総長などの要人によるスピーチの後、アフガニスタンのために数億ドル相当を約束し、支援への一歩を踏み出した。