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日UAE女子フットボール交流プログラム、団結のゴールを決める

試合が終わっても仲間意識が消えることはとはなく、ユニファイドスポーツの分野におけるUAEと日本の永続的な関係を育んだ。(提供)
試合が終わっても仲間意識が消えることはとはなく、ユニファイドスポーツの分野におけるUAEと日本の永続的な関係を育んだ。(提供)
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10 Jan 2024 10:01:42 GMT9
10 Jan 2024 10:01:42 GMT9

アラブニュース・ジャパン

ドバイ:日UAE女子フットボール交流プログラムは、選手たちの才能を披露する親善試合3試合で幕を閉じた。

ユニファイドチームは12月5日に0-0の引き分けに終わり、両国の団結と協力の精神を見せつけた。

12月6日、日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)はスペシャルオリンピックUAEの選手たちと対戦し、3-0の勝利を収めた。同試合は、日本チームの技術と意志の強さを示し、選手間の専門技術のやり取りと仲間意識をさらに育んだ。

12月7日も興奮は冷めず、UAEユニファイドチームが日本チームに2-0で勝利。この勝利はUAEチームの目覚ましい進歩を浮き彫りにし、同チームの功績を称え、実績が認められる機会となった。

両チームを祝福するため、在ドバイ・北部首長国日本国総領事の今西淳氏は12月8日、公邸に両チームを招待。

今西氏はスピーチの中で、両国間のスポーツを通じた交流プログラムの重要性を強調し、このような取り組みが競技を超え、相互理解、文化交流、そして永続的な友情を育むことを明言した。

スペシャルオリンピックUAE女子ユニファイドフットボールチームのHouriya Altahri監督は、試合を振り返って次のように達成感を示した。「UAEチームはプログラムを通して目覚ましい成長を見せ、この試合こそ選手たちの努力と献身を表している。われわれは彼女たちのパフォーマンスを誇りに思う」

女子日本代表の稲葉政行監督も、両チームに見られる前向きな成長を強調。「両チームの進歩を目の当たりにすることができて、とてもうれしい。試合は、単なる競技でなく、女子サッカーの団結と協力の祭典だった」と同氏。

日本国際協力センター(JICE)と日本知的障がい者サッカー連盟(JFFID)が主催する日UAE女子フットボール交流プログラムは、選手たちの技術向上に貢献するだけでなく、UAEと日本の友好と理解の絆をより強固なものにした。同プログラムは国連の「持続可能な開発目標」に沿ったもので、社会的包摂を促進し、不平等を是正し、男女平等を推進する。

試合が終わっても仲間意識が消えることはなく、ユニファイドスポーツの分野におけるUAEと日本の永続的な関係を育んだ。プログラムの成功は、女子サッカーの包括性と卓越性を促進するという両国のコミットメントを反映している。

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