




ロジエン・ベン・ガッセム
リヤド:サウジアラビア運輸大臣のサレ・ビン・ナセル・アル・ジャセル氏は水曜日、リヤドのキングハリド国際空港に新しい医薬品貨物施設を開設した。
カルゴヴィレッジにあるサウジアラビア・ロジスティクス社(SAL)のこの最先端の施設は、医薬品、関連製品、および冷却貨物を取り扱う。
SALのCEOであるオマール・ハリリ氏は記者会見で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックと戦うための、ワクチンの輸出入に関する世界的な対策の実施に合わせて開設したと語った。
国際的な取り組みには、保健当局と協力して「すべての運用能力を最大限に高めておく」ことが必要であると彼は述べた。
医薬品と生鮮食品には5,000平方メートルの敷地が使用され、そのうち900平方メートルが配達区域となっている。新しい冷却区域は、以前の3倍に昇る。
この施設には4つのゲートがあり、そのうち3つは生鮮食品用、1つは医薬品用である。
施設の冷蔵能力は年間365,000トンであり、リヤドに来る生鮮食品および医薬品用の13の冷蔵倉庫に含まれている。
国際航空運送協会によって認定された情報を保存および監視するクラウドシステムを使用して、5分ごとに温度と湿度レベルを監視する60台のデバイスも装備されている。
総監視区域は華氏17度の温度を保った650平方メートルのエリアにわたり、最大コンテナ20個分の容量を持つ冷蔵医療コンテナ積載エリア、および断熱保温設備がある。
サウジアラビア食品医薬品局(SFDA)のCEOであるヒシャム・アル・ジャディ博士は、施設は国際基準を満たしていると述べた。「SFDAは、ワクチンの有効性と安全性を確保するために基準と仕様を査定するサウジアラビアの著名な科学者を擁しています」と付け加えた。
アル・ジャディ氏はアラブニュースに、SFDAはワクチンに関して3つの側面に取り組んできたと語った。 「1つめは、ワクチンの有効性を確保し、臨床および前臨床試験を検討することです。」
「2つ目は、ワクチンに実施した試験に関する研究結果を見て、ワクチンの安全性を確認することです。」
「そして第3の側面は、欠陥の有無、製造能力、および工場の質の観点からワクチンの品質をチェックすることです」と彼は語った。