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サウジアラムコ 11月のアジア向けアラブ軽質原油価格を引き上げ

原油輸出最大手であるサウジアラムコは、北西欧州向けアラブライトの公式販売価格を10月のICEブレントに対して1バレル当たり7.2ドル、米国向けをASCIに対して7.45ドル高く設定している。ロイター/ファイル
原油輸出最大手であるサウジアラムコは、北西欧州向けアラブライトの公式販売価格を10月のICEブレントに対して1バレル当たり7.2ドル、米国向けをASCIに対して7.45ドル高く設定している。ロイター/ファイル
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06 Oct 2023 04:10:03 GMT9
06 Oct 2023 04:10:03 GMT9

アラブニュース

リヤド:サウジアラムコは5か月連続の値上げに踏み切り、主力のアラブ軽質原油の11月アジア向け公式販売価格を引き上げ、オマーン原油とドバイ原油の平均より1バレル当たり4ドル高く設定したと5日、同社が発表した。

原油輸出最大手であるサウジアラムコは、北西欧州向けアラブライトの公式販売価格を10月のICEブレントに対して1バレル当たり7.2ドル、米国向けをASCIに対して7.45ドル高く設定している。

4日、サウジアラビアとロシアは原油の自主減産を年末まで延長した。

サウジアラビアは日量100万バレルの自主減産を11月と12月も継続すると、国営サウジ通信(SPA)が報じている。

つまり、サウジアラビアの年末2か月の原油生産量は日量900万バレル程度ということになる。

今回の減産は、サウジアラビア政府が2024年12月末まで日量50万バレルを減産するとした、4月に発表された自主減産への追加措置となる。

一方、原油価格は下落し、前回取引の急落から下げ幅を拡大させている。

ブレント原油先物は12:45 GMTまでに65セント下落して1バレル85.16ドル、米国のWTI原油先物は75セント下げて83.47ドルとなった。両ベンチマークともに前場で1ドル以上下落している。

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