
ハラ・タシュカンディ
リヤド:サウジアラビア人は新年をサウジアラビア流で迎える。誰もが3カ月続くお祭りを楽しむ。
総合エンターテインメント局(GEA)と国際イベント・アクティビティ企画会社は、セブン・エクスペリエンスとオーディオ・ビデオ会社ロタナの協力のもと、同国の砂漠の内陸部で実施される最新のラグジュアリー・エンターテインメント・プロジェクトを発表した。
「オアシス・リヤド」と名付けられたこの3カ月間のイベントでは、コンサートや伝統的なキャンプ、高級レストランなど、様々なレクリエーション活動が行われる。
リヤド北部の人里離れた砂漠地帯で、コロナウイルスの安全手順を遵守して、野外で開催される予定だ。
冬をテーマにしたこのイベントでは、サウジアラビアの著名なアーティストによるパフォーマンスが行われ、多くの美的要素が盛り込まれる。野外コンサートやスポーツイベント、本格的な砂漠でのキャンプ体験などのアクティビティが行われ、国内外のブランドがポップアップ出店するショッピングパビリオンでは、イベントのテーマに合わせたユニークな商品が展示・販売される。
イベント期間中にポップアップ出店が予定されているレストランには、コンテンポラリー日本食レストラン「ズマ」、ラテンアメリカン・フュージョンレストラン「アマゾニコ」、イタリアンキッチン「ロベルトズ」、ギリシャのシーフードレストラン「ナンモス」などが含まれている。
「アルコバールからリヤドに引っ越してきて2年になりますが、訪れたイベントでがっかりしたことは一度もありません」と民間企業で働くオサマ・ラミ・Zは語る。
「組織は常に最高のパフォーマンスを発揮しており、アクティビティも充実しており、厳しい夏を経て、新年を迎え、2021年に向けて良いスタートを切ることができます」
このイベントは、先週水曜日にGEAのトゥルキー・アル・シャイフ会長が立ち上げた「アイデアズ・オブ・エンターテインメント」イニシアティブの一環として開催される。このイニシアチブは、同国のパンデミック後のエンターテイメント部門を後押しするために開始された。これは、アル・シャイフが以前に支援すると約束した20の構想のうち最初のものである。
このイニシアチブの一環として、アル・シャイフはエンターテインメントに関心のあるすべての人々に、ビデオクリップを [email protected]に送ることで、アイデアや提案、そしてそれらを実現する方法を共有するよう呼びかけた。さらに、最もユニークな上位20のアイデアに賞が与えられることも発表した。
また、GEAの会長は、エンターテインメント部門の発展に果たした役割と、サウジアラビアを世界のエンターテインメント界で目立つ存在にするための努力でGEAの全従業員を称賛した。