
アラブニュース
ジェッダ:サウジ食品医薬品局(SFDA)は、様々な企業で開発中の多くのコロナウイルス用ワクチンを審査している、と述べた。
「検査中のワクチンは数多くあります。最も安全で効果的なワクチンが選ばれ、承認され次第、国民に公表されます」とSFDAはツイッター上で述べた。
SFDAは、6段階の検査で6種類の異なる投与を行ったファイルを審査することにより、ワクチンの安全性、品質、効果を保証する、と述べた。検査は、前臨床試験、臨床試験、試験管内での品質、医薬品安全性監視、点検、および試料分析である。
一方、パンデミックに対する予防措置および防止対策の違反は先週、14,939件以上を記録した。
内務省によって公開された統計では、リヤド地域はメッカの3,145件に次ぎ、3,987件という最多の違反数が記録されたことが明らかになった。
サウジアラビアは月曜、新たに11人のCOVID-19関連の死亡者を報告した。死亡者数は現在、6,059人となっている。
同王国では新たに125人の感染者が報告され、これは、360,013人が現在、この疾患に感染していることを意味している。3,162人の現感染者がおり、493人が重体となっている。
内務省によると、新たに報告された感染者は、リヤドでは46人、メッカでは31人、メディナでは12人となった。
さらに、新たに243人の患者がコロナウイルスから回復し、同王国内の回復者数の合計は350,792人となった。
サウジアラビアはこれまで、10,409,634件のPCR検査を行い、この24時間以内に30,902件のPCR検査が行われた。
内務省によって検査用の拠点および治療センターとして設置されたサウジの診療所は、パンデミックの発生以来、同王国中の何十万人もの人々を救った。
検査用の拠点には、Taakad(確認するという意味)センターやTetamman(安心するという意味)診療所がある。
Taakadセンターでは、無症状または軽症の患者、あるいは感染者と接触したと思われる人にCOVID-19検査を提供しており、一方、Tettamman診療所では、発熱、味覚消失、嗅覚障害、および呼吸困難などのウイルスによる症状が出ている人に、治療やアドバイスを提供している。
両サービスへの予約は、内務省のSehatyというアプリから行える。