
アラブニュース
ドバイ: サウジアラビアが国民および居住者に対し、COVID-19ワクチン無料接種の登録受付を開始した。国営通信社SPAが火曜に報じた。
保健省によれば、サウジアラビアにおけるCOVID-19ワクチン接種の登録は http://onelink.to/yjc3nj を通して行われる。
ワクチンは全ての治験段階を通過しており、ウィルスに対して強い免疫反応を持つと、同省は述べている。
接種はサウジ指導陣からの指示により、全ての国民および居住者に対して無料で行われると、同省は付け加えた。
報道によれば、ワクチン接種は3つの段階で実施され、各段階に対象となるグループが設けられている。
第一段階の対象者は次の人々となる:65才以上の国民および居住者、感染に対し最も脆弱な人々、肥満体で肥満度指数(BMI)が40以上の人々、臓器移植などによる免疫不全症の人々や免疫抑制剤を服用している人々、脳卒中歴のある人々、喘息、糖尿病、慢性腎疾患など2つ以上の持病を持つ人々。
第2段階の対象者は、50才以上の人々、医師、および喘息、糖尿病、慢性腎疾患、慢性心疾患、冠動脈疾患、慢性閉塞性肺疾患、活動中のがんなどのうち1つの持病を持つ人々、並びにBMIが30~40の肥満体の人々である。
最後の段階では、ワクチンの接種を希望する全ての国民と居住者が対象となる。
この措置はパンデミックが始まって以来王国が行ってきた取り組みの延長線上で行われるものであり、感染の大流行への対処と人々の健康と安全を守ることにおいて明確な役割を持つと、保健省は述べた。