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サウジアラビアが4つの新たな石油・ガス田を発見

エネルギー大臣は、それらの発見が、王国には自由に使える豊富な天然資源があることを強調すると述べた。(資料写真/AFP)
エネルギー大臣は、それらの発見が、王国には自由に使える豊富な天然資源があることを強調すると述べた。(資料写真/AFP)
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27 Dec 2020 10:12:16 GMT9
27 Dec 2020 10:12:16 GMT9
  • サウジアラムコは発見された油田の規模と量の特定に引き続き取り組む

リヤド: エネルギー大臣のアブドゥルアズィーズ・ビン・サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ王子が日曜、サウジアラムコが王国内で新たな石油・ガス田を発見したと発表した。

同大臣によれば、非在来型石油はダーラン北西部のアルリーシュ油田で発見された。アルリーシュ2番油井は一日あたり4,452バレルのアラブ・エクストラライト原油と、320万標準立方フィートの天然ガス産出量を持つ。

油田の規模を判断するため、アラムコはアルリーシュ3番および4番油井を掘削した。3番油井の当初産出量は、同じ油種の原油が一日あたり2,745バレル、天然ガスが一日あたり300万標準立方フィートに達した。4番油井のアラブ・エクストラライト原油の一日の産出量は3,654バレル、天然ガスが一日あたり160万標準立方フィートだった。

非在来型ガスも、ガワール油田南西部のアルミナハズ油井にあるアルサラ貯留層と、ガワールの南のアルシャバア油井で発見された。アルミナハズ油井のガスは1日あたり1,800万標準立方フィート、コンデンセートが1日あたり98バレル、並びにアルシャバア油井からは1日あたり3,200万標準立方フィートのガス産出量となった。

石油は、北部国境州のラファ市北西にあるアルアジュラミヤ1番油井でも発見された。油井試験では、1日あたり3,850バレルの石油産出量が示されている。

同大臣は、アルリーシュ油田での発見は特に重要と指摘した。それが、トゥワイク山層でのアラブ・エクストラライト原油の生産が可能なことを示すためである。

また同大臣は、サウジアラムコは発見された油田の規模と量の特定、およびそれらの油田の石油・ガス・コンデンセートの埋蔵量の推定に引き続き取り組むと述べた。

そして、それらの発見が、王国には自由に使える豊富な天然資源があることを強調すると付け加えた。

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