

サウジアラビア、アル・ウラー:2021年1月5日、サウジアラビアの外相は、亀裂によりカタールと3年余り国交を断絶していた4カ国との間の完全な関係が回復したと述べた。
サウジアラビアの外相のファイサル・ビン・ファーハン王子 は、同国での画期的な首脳会議の閉会に当たり開いた記者会見で「今日起きたのは…すべての相違点のページがめくられ、外交関係が完全に回復したということだ」と語った。
サウジアラビアの国営メディアは、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子はカタールの支配者シェイク・ タミーム・ビン・ハマド・アール・サーニ首長を空港で公に迎えた後、個別に会談したと報じた。
1月5日、アラブ6ヶ国で構成する湾岸協力会議(GCC)の指導者は、2つの文書、今年の首脳会議が開催されたサウジアラビアの都市にちなんで名付けられたアル・ウラー宣言と最終報告に署名した。
湾岸協力会議(GCC)加盟国には、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、クウェート、バーレーン、オマーン、カタールで構成されている。
1月5日の午前、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は、湾岸諸国が「湾岸、アラブ、イスラムの連帯と安定」を確認する協定を結んだと述べた。
同氏は、「イラン政権の弾道ミサイル開発計画とその妨害および破壊計画によってもたらされる脅威」を指摘し、同地域が直面している課題に立ち向かうための団結を呼びかけた。
AFP