
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、イラクのバルハム・サリフ大統領から電話を受けたと、サウジ通信社 (Saudi Press Agency) が火曜日に報じた。
電話会談中、両者は二国間の関係を再検討し、また、サウジ・イラク協力会議の枠組みの中で、さまざまな分野において両国の利益になるような形で二国間協力を強化する方法について話し合った。
サウジアラビアとイラクは昨年11月、アラル国境検問所を貿易目的で30年ぶりに再開した。同検問所は、イラクのサダム・フセイン元大統領によるクウェート侵攻で国交が断絶した1990年以来、閉鎖されていた。
また昨年11月、サウジアラビアの商工業省と農業省の大臣らが率いる同国代表団が、サウジ・イラク協力会議および経済・貿易・投資・開発・共同救済委員会の枠組みの一環としてバグダッドを訪問した。
訪問に合わせて、イラクのムスタファ・アル・カディミ首相の後援の下、サウジ・イラク実業家フォーラムも立ち上げられた。
サウジとイラクの国交回復は、25年間の断交後、サウジアラビアがバグダッドで同国の大使館を再開した2015年にさかのぼる。
7月には、サウジアラビアとイラクはエネルギーとスポーツに関する投資協定を結んだ。