
アラブニュース
ロンドン:木曜日、英国はイエメンのフーシ派民兵によるアハ国際空港を標的としたサウジアラビアへの最近の攻撃を非難した。
イランに支持されたフーシ派は水曜日、王国南部の空港を攻撃し、滑走路の民間機一機を炎上させた。
「フーシ派はこれらの非道な攻撃を停止しなければならない」と外務大臣のドミニク・ラアブはツイートで述べた。
いくつかの国や組織は、今回の攻撃を非難し、糾弾する声明を発表している。
We condemn the Houthis’ latest attack against Saudi Arabia that hit a civilian plane at Abha Airport. The Houthis must end these outrageous attacks.
— Dominic Raab (@DominicRaab) February 11, 2021
The UK is steadfast in its unwavering support for the security of Saudi territory.
先週、フーシ派民兵はサウジアラビアに向けて複数の無人機を発射し、アラブ連合軍に迎撃されたことで、国際的な非難を呼んだ。
ラーブ大臣は 「サウジ領土の安全保障への揺るぎない支持をする」と述べた。
また、バイデン新政権も、サウジアラビア王国の領土と国民を守ることへのコミットメントを改めて表明した。
攻撃は米国が反乱軍の「テロリスト」としての指定を解除したわずか数日後に起こった。
一方、木曜日には欧州議会も、イエメンで進行中の紛争を非難し、「世界でも最悪の人道的危機に陥っている」と述べた。
「この度の紛争に軍事的解決はありえず、イエメンが主導し、主体的に参加する包括的な交渉プロセスを通じてのみ、紛争を長期的に解決できる」と、木曜日に採択された決議案で欧州議会議員は述べた。同決議案は、賛成638票、反対12票、棄権44票で採択された。
欧州議会議員は、イエメン人の約80%(2400万人以上)が人道支援を必要としており、5万人が飢饉に近い状況で生活していると述べ、「すべての締約国に対し、人道支援やその他の必要な物資を迅速かつ妨げなく人々に届けることを促進すること」を呼びかけた。
この数字は、今年半ばまでに3倍になると予想されると述べた。
「すべての締約国は、戦争の手段として、民間人を飢えさせることを緊急に慎まなければならないことを、欧州議会は強調する。また、国際人道法に違反する行為に参加している者を対象とした措置を課すことを推進しなければならない」と声明は付け加えている。
また欧州委員会とEU加盟国に対し、人道支援を緊急に拡大するための国際的な取り組みを主導するよう求めた。すでに今年、加盟国は人道支援を3倍に拡大することを約束している。