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サウジアラビアのリサイクルを促進する活動が開始

この取り組みはリサイクルに対する意識を高め、サウジアラビア人に持続可能な消費習慣への取り組みを促している。(提供写真)
この取り組みはリサイクルに対する意識を高め、サウジアラビア人に持続可能な消費習慣への取り組みを促している。(提供写真)
テトラパック社でアラビア地域担当のサステナビリティ・マネージャーを務めるフサーム・ナセル氏
テトラパック社でアラビア地域担当のサステナビリティ・マネージャーを務めるフサーム・ナセル氏
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12 Feb 2021 08:02:09 GMT9
12 Feb 2021 08:02:09 GMT9
  • Naqaaとテトラパックが、サウジアラビアの地域社会がリサイクル可能な素材をより有効に活用するための道を開く

 Hala Tashkandi 

リヤド:包装容器大手テトラパックによる新しい取り組みは、リサイクルの重要性に対する認識を高め、サウジアラビアの地域社会がリサイクル可能な素材をより有効に活用するための道を開くことになる。

サウジアラビアでは近年、急速な工業化、大幅な人口増加、急速な都市化が見られ、そのすべてが汚染や廃棄物のレベルの上昇につながっている。

サステナビリティを提唱する団体EcoMENAは、サウジアラビアは年間1,500万トン以上の固形廃棄物を発生させており、1人当たりの廃棄物発生量は毎日約1.5~1.8キログラムになると推定している。

そのため、ジッダで開始された新しい取り組みは、使用済みの包装容器を回収してリサイクルすることで、リサイクルに対する意識を高め、サウジアラビア人に持続可能な消費習慣への取り組みを促すことを目的としている。

この取り組みは、世界有数の食品加工・包装ソリューション企業であるテトラパックが、ジッダにあるムハンマディヤ地区モデルセンター、および環境サステナビリティソリューションの国内供給者であるNaqaaとの提携のもとで12月に開始した。この取り組みは、アル・ラビー・サウジ・フーズ・カンパニーとサウジ・デアリー・アンド・フード・カンパニー(SADAFCO)の支援も受けている。

テトラパック社でアラビア地域担当サステナビリティ・マネージャーを務めるフサーム・ナセル氏は、特に環境への関心が高まっていることを考えると、このような取り組みがサウジアラビアでも実施される時期が来たとアラブニュースの取材に答えた。

「一般的に、ここ数年で多くのことが変わりました。ビジョン2030により、サステナビリティの面でも発展し始めています。認識を深め、必要とされる意識を実現するためには、やるべきことがたくさんあります」

「その点で、これには政府、NGO、民間企業、そしてもちろん、消費者といった様々な事業体が協力して取り組む必要があります」とナセル氏は話した。

この活動は、リサイクルをサウジアラビアの個人と企業の両方にとって適切かつ効果的な選択肢にすることを目的としている。試験的な取り組みが始まったムハンマディヤ・センターは、この取り組みの利点と重要性について近隣住民の認識を広める役割を担っている。

「試験的な取り組みは今後3か月間実施される予定ですが、今後の計画としては、この取り組みを1年単位で実施し、ジッダだけでなく、全国の他の地区にも拡大していきたいと考えています」とナセル氏は述べた。
リサイクル可能な食べ物や飲み物の包装容器を集めて指定のリサイクルボックスに入れたり、テトラパックやNaqaaが主催する意識向上セッションに参加したりすることで、この取り組みに加わるよう住民に対する働きかけが行われている。

テトラパックは使用済みの包装容器を回収してリサイクル用にリヤドに送る。一方、アル・ラビーとSADAFCOは様々な自社の製品を通じて貢献する。ナセル氏はまた、リサイクルボックスはこれら2社の製品だけでなく、競合他社の製品も受け入れるとアラブニュースに話した。

テトラパックは、より大規模なリサイクルにも取り組んできた。ナセル氏によると、同社は2018年以降、サウジアラビア環境農水省、サウジアラビア投資リサイクル会社、国立廃棄物管理センターなどのサステナビリティに関係する政府機関と協定を結んでいる。

ナセル氏はアラブニュースに対し、民間部門の面でテトラパックはリサイクルの利点に対する認識を高めるために素材供給者とも提携していると語った。

「牛乳やジュースの箱には紙、プラスチック、アルミニウムが含まれているため、リサイクル業者と交渉を行いました。サウジアラビア最大で最も先進的な紙のリサイクル業者である製紙業者Obeikan Paper Industries社に加え、同じくリヤドにあり非常に革新的な大手プラスチックリサイクル業者であるサウジ・トップ・プラスチック社と提携協定を結びました」とナセル氏は述べた。

ナセル氏によると、2018年以降、6,000トン以上の使用済み飲料梱包箱がテトラパックのパートナー企業によって回収され、リサイクルされた。

「我々はこれを非常に良いスタートと考えています。我々は政府と関わり、積極的に活動し、国内で経験を共有してきました。そして、我々はもっと多くのことをするつもりです」とナセル氏は述べた。

「昨年3月にコロナウイルスの大流行ですべてが停止してしまったため、望んでいたすべての目標を達成することはできませんでしたが、今年は素晴らしいことが計画されています」

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