

アラブニュース
リヤド―サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は8日、ヨルダン国王のアブドゥッラー2世とリヤドで会談を行った。サウジ通信社(SPA)が伝えた。
両者は会談の中で、2国間関係やさまざまな分野における協力関係、さらに両国に共通して利益をもたらす開発機会の促進について検討を加えた。
また、SPAによると、両首脳は、アラブ世界と地域内の問題や、その解決に向けた努力の方法についても協議した。
アブドゥッラー国王は8日早くにキング・ハーリド国際空港に到着した。そこで同国王は、皇太子、サウジ外相のファイサル・ビン・ファルハン王子、そしてサウジアラビア大臣評議会メンバーであるカレド・アル・イサ国務相に迎えられた。
SPAによると、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子は、同様に8日にサウジ入りしたバーレーンのサルマン・ビン・ハマド王子とも会談した。
両者はこの会談の中で、サウジ、バーレーン両国間の緊密な関係や、両国が共に成果を上げるためのさまざまな見地からの協力分野について検討を加えた。
この会談では、湾岸地域やアラブ世界の問題や、その問題解決のための相互努力の方法についても話し合われた。
会談には、ファイサル・ビン・ファルハン王子と、財務相兼経済企画相代行であるモハメド・アル・ジャダーン氏も出席した。