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サウジアラビアがミャンマーの紛争を「大きな懸念」を持って監視

ミャンマーでロヒンギャの人々は蔓延する迫害に直面してきた。(資料写真/ロイター)
ミャンマーでロヒンギャの人々は蔓延する迫害に直面してきた。(資料写真/ロイター)
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12 Mar 2021 04:03:43 GMT9
12 Mar 2021 04:03:43 GMT9
  • 王国の国連代表団がロヒンギャ危機を解決するための国際的な努力の強化を呼びかける

ロンドン: サウジアラビアが、ミャンマーの少数民族イスラム教徒ロヒンギャやその他の少数民族の苦難を、「大きな懸念」を持って注視していると述べた。

このコメントは、ミャンマー国連特別報告者トム・アンドリュースが出席した国連人権理事会の会合中に行われた。

「少数民族ロヒンギャの状況は、王国が多大な注意を払う最も重要な問題の1つ」と、王国の国際連合ジュネーブ常駐代表団人権部門責任者モハナド・アルバスラウィは述べた。

サウジアラビアは国際社会に対し、ミャンマーにおける少数民族ロヒンギャに対する暴力を止めるための緊急的な措置を講じるように呼びかけた。

アルバスラウィは、恣意的な逮捕や市民に対する過度の武力行使、殺人などを含む、人権と国際人道法の重大な侵害の報告に関して懸念を表明した。

また、紛争の影響を受けている人々に対する人道援助の提供の遅れについても懸念を表した。

アルバスラウィは、紛争の根本原因に対処すると同時に、紛争が原因で住む場所を追われたすべての人々が安全、自発的、かつ堂々と帰って来られる状況を作ることでミャンマーの危機を解決するための、国際的な努力の強化を王国が求めていることを再確認した。

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