• サウジアラビアではこれまでに220万人以上がコロナウイルスのワクチン接種を受けている

ラワン・ラドワン

ジェッダ：保健省の報道官は日曜日、新型コロナウイルスのワクチンは安全であると述べ、サウジアラビアがオックスフォード-アストラゼネカ社製のワクチンの使用を48時間停止したというニュースを否定した。

サウジアラビアでは、これまでに220万人以上が新型コロナウイルスワクチンの接種を受けている。

保健省報道官のモハメド・アル・アブド・アル・アリ博士は記者会見で、当局はワクチンの安全性と有効性を引き続き監視しており、現在までに問題となる点は見られないと語った。
サウジアラビア食品医薬品局は、昨年12月にファイザー社-バイオンテック社の新型コロナウイルスワクチンの使用を承認し、2月にはオックスフォード-アストラゼネカ社のワクチンの輸入と使用を承認した。

確認されている感染者数と重傷者数は、この1ヶ月間、明確な見通しや安定化の兆しがないまま、微増・微減しながら変動している。

同氏は、数字はまだ不安定であり、変動は引き続き当局の懸念材料となっていると、博士は付け加えた。「社会が健康と安全のプロトコルを順守し続けることが重要であり、その結果、カーブはやがて減少に向かうでしょう」。

サウジアラビアでは、日曜日に348人の新型コロナウイルス新規感染者が報告され、そのうち179人はリヤド地域で発生している。

メッカでは52人、東部州では44人、カシムでは13人だった。ジャザンとバハではそれぞれ4例が報告された。

1年以上前にパンデミックが始まって以来、国内では38万2407人の感染確認が報告されている。

現在の患者数は3137人で、そのうち555人が重症であり、新たに回復した患者は247人となった。新型コロナウイルスから回復した患者の合計は37万2703人となった。

新型コロナウイルスの合併症による死亡者は新たに4人増え、死者数は6567人となった。

パンデミックが始まって以来、王国では1430万件以上のPCR検査が実施され、過去24時間では3万4731件が実施された。

サウジ当局は、コロナウイルスの感染拡大を防ぐために課されている予防措置を確実に順守させるため、監視活動を継続した。

内務省の統計によると、1週間で3万4763件の違反が記録されているという。

リヤドでは違反件数が最も多く1万3071件となり、次いでメッカで7233件、東部州で4948件の違反が発生した。

カシムでは2261件、メディナでは1648件、ジャウフでは1215件、タブークでは966件、バハでは812件、ハイルでは808件の違反が記録された。

北部国境州では803件、アスィールでは625件、ジーザーンでは228件、ナジュラーンでは145件の違反があった。

同省は、ウイルスの拡散を防ぐために、当局が出した予防プロトコルや指示に引き続き従うよう、全ての人に呼び掛けた。

都市農村住宅省は、新型コロナウイルスの予防的保健対策に違反したとして158の施設を閉鎖した。

同省は、様々な地域や州の現場チームが、1日に1万9516件の店舗、食品施設、市場の検査ツアーを実施したと語った。

検査の結果、同省および公衆衛生当局が王国のコロナウイルス対策の一環として発表した健康対策に701件の違反が見つかった。

また同省は、各自治体が158の施設を閉鎖し、規制に基づいて罰則を適用したと付け加えた。
同省は、予防策に従うこと、ソーシャルディスタンスを推奨するために床にステッカーを貼ること、商業施設の入り口に消毒液や体温計を設置すること、Tawakkalnaアプリを使用することの重要性を強調した。

同省は、国民の健康と安全を守るためには、違反者に罰則を与えることが重要であると語り、予防措置の順守に商業施設が協力することも必要であると付け加えた。

同省は、市通報センター940番に連絡して保健に関する違反を指摘するよう、国民に呼びかけた。