• このフェスティバルは、世界と国内からアーティストたちを惹きつけ、この首都の至るところで創造性を表現することになるだろう
• ヌールリヤドのフェスティバルは、17日間続くことになっている

アラブニュース

リヤド：ヌールリヤド・フェスティバルは3月18日に幕を開け、まばゆいばかりのインタラクティブな光のショーで、サウジの首都を照らし出した。

初めて開催されたこのフェスティバルは、今後恒例のイベントとなる予定で、世界と国内からアーティストたちを惹きつけ、この首都の至るところで創造性を示すことになるだろう、とリヤド・アート・プロジェクトのディレクター、カリッド・アブドゥラ・アルザミル氏が語った。

「リヤドは、国際的なアーティストたちが最新の作品を展示する場となるでしょう」と、同氏は語り、この展示はあらゆる社会階層をターゲットにしており、COVID-19の厳格な予防措置が適用されています」と付け加えた。

「ヌールリヤド・フェスティバルは17日間続き、『Noor ala Noor （ライト・オン・ライト）』のアートワークは、人々が鑑賞できて、国際的なこのアートワークを楽しめるようにするために、3カ月間展示される予定です」と、アルザミル氏は付け加えた。

このフェスティバルの『ライト・アポン・ライト／1960年代以降のライト・アート』のキュレーター、スーザン・デビッドソン氏は、ヌールリヤドのフェスティバルが33カ所以上のインスタレーションを持つ都市全体のフェスティバルだが、同時に30人の世界とサウジのアーティストたちを集めた展示会でもあると語った。

サウジアラビアでこの展示が開催されるのは、まさに初めてのことなので、「王国にとって本当に最高の瞬間」だ、と同氏は語った。

ライト・アポン・ライトの展示は、世界中からアーティストを集め、1960年代以降のライト・アートがテーマとなり、4つのセクションから構成されている、とデビッドソン氏は語った。

「たくさんの若いサウジ人アーティストが、この展示のために、作品制作依頼を受けており、彼らと世界のアーティストの関係性を見ることができます」と、同氏は語った。

「私はこの展示のキュレーションにとても満足しており…1つの作品からもう1つの作品に移動しながら、さまざまなアーティストたちの関係性を理解し、照明という媒体の扱い方の違いも理解できる瞬間があるのです」

その一方、ベルギーのアーティスト、コアート・バーミューレン氏の「スター・イン・モーション」は、首都中心部のキングダム・タワーの上から明るく輝き、「1つの空の下、というこのフェスティバルのテーマ」を潜在的に強調して、リヤドの空を照らし出していた、とリヤド・アート・プロジェクトが述べていた。

この作品の本体は、265メートルの高さで宙づりにされ、5トン以上の重さがあり、作品は独特な方法で人間と空の関係を表現している、とバーミューレン氏は語った。

このスター（星）は1時間おきに1分間動き、大きな爆発で動き出し、多くの変化や変形を経て、最終的には燃え尽きて、この星の生と死、つまり星のライフサイクルを表現している、とも同氏は語った。

このアートワークを配置することに関して、技術的・工学的問題がいくつかあったが、たくさんの人々が関わった大掛かりなチームによって、タワーの隙間中心部にアートワークを配置することができた、バーミューレン氏は語った。

「このアートワークは、ヌールリヤド2021の希望と祝祭の輝かしいかがり火として際立っており、光のインスタレーションで照らされたこの都市と、その上に広がる夜空、そして世界全体の間に、力強いつながりを確立しています」と、リヤド・アート・プロジェクトが付け加えていた。

何度か王国を訪れたことはあったが、アート展示会には初めて参加したと語ったバーミューレン氏は、多くの世界的なアーティストたちを惹きつけるこのフェスティバルの効果、運営、質の高さを称賛した。