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ラマダン中にウムラを行うための予防接種は必要なし

Twitterでは、同省のカスタマーサービスセンターのアカウントが、ラマダン中のウムラの許可を得るために、依然として予防接種が必須ではないと述べている(SPA)
Twitterでは、同省のカスタマーサービスセンターのアカウントが、ラマダン中のウムラの許可を得るために、依然として予防接種が必須ではないと述べている(SPA)
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02 Apr 2021 01:04:36 GMT9
02 Apr 2021 01:04:36 GMT9
  • ハッジやウムラ関連のサービスを提供するセクターの職員は、4月12日のラマダン開始前にワクチンを接種する必要がある。
  • ワクチンを接種していない職員は、7日ごとに更新される、PCR検査の結果が陰性であることの証明書を提出する必要がある。

ルバ・オバイド

ジッダ:ハッジ・ウムラ省によると、今年のラマダン中にウムラを行うことを希望する巡礼者は、新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種を受ける必要がないという。

同省のカスタマーサービスセンターのアカウントは、ツイッター上で予防接種に関する問い合わせに回答する中で、ラマダン中のウムラの許可を得るためには、依然として予防接種は必須ではないと述べた。

しかし、同省は今週初め、ハッジやウムラ関連のサービスを行っているセクターに対し、4月12日のラマダン開始前に職員全員にワクチンを接種するよう求める通達を出した。ワクチン接種を受けていない職員は、施設の費用負担で7日ごとに更新されるPCR検査の結果が陰性であることを証明する書類を提出しなければならない。

一方で、都市・農村・住宅省は、ラマダン期間中、社会的距離を確保するために集会所の視察を強化するとしている。

各当局は、参拝客の間でCOVID-19の感染が11件報告されたことを受け、国内の6つの地域にある11のモスクを閉鎖している。

サウジアラビア保健省は、過去24時間以内に585件のCOVID-19の症例が報告され、5255件の有効な症例があると発表した。有効な症例のうち、693人が危篤状態にある。

これまでの国内での総感染者数は39万7人となっている。

新たに報告された症例のうち、リヤドで234件が記録され、次いでメッカ(103件)、東部州(110件)となっている。最も少ない地域はナジュランとバハで、それぞれ5件であった。

保健省は、新たに369件の回復を報告し、総数は37万8083件となった。国内の回復率は96.9%に減少している。

COVID-19による合併症で6人が死亡し、全国の死亡者数は6669人となった。

昨年12月に国内でCOVID-19ワクチンの接種活動が開始されて以来、同省は440万回の接種を行ってきた。

また、24時間以内に6万件以上のPCR検査が実施され、国内で実施されたPCR検査の総数は1500万件以上となった。

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