
アラブニュース
ジッダ:2021年4月5日、サウジアラビアの巡礼省は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けた巡礼者と崇拝者がメッカのグランドモスクへの入場を許可されると発表した。
マディーナのグランドモスクと預言者のモスクのウムラ巡礼許可証と訪問許可証は、来週から始まるラマダンの月の間に発行数が増加する。
ワクチン接種を2回受けた者、最初の接種を受けて14日が経過した者、またはウイルスに感染し回復した者に許可が与えられる。
それぞれのワクチン接種状況は、サウジアラビアの新型コロナウイルス対策関連アプリ、Tawakkalnに登録が必要である。同アプリは、新型コロナウイルス感染の追跡を支援するために昨年導入された。
同省の声明によると、2つのモスクを訪問、または、ウムラ巡礼をする場合は、TawakkalnaとEatmarnaを通して登録する必要がある。
登録は、2つのモスクの収容可能人数と空き状況に応じて、関係規則に従い受け付けられる。
同省は、TawakkalnaとEatmarnaが許可証を発行するために利用できる唯一の公式プラットフォームになると述べ、偽のウェブサイトやアプリケーションを使用しないよう国民に警告した。