アラブニュース
リヤド:新しい労働規則では、王国のショッピングモールはサウジアラビア人だけを雇わなければならない。
アフメド・ビン・スレイマン・アルラジ労働・社会発展相は、同国の小売店および飲食店のセクターを改革するために新たな3件の労働指令を発令した。
彼はこの変更により、サウジアラビア人の男女51,000人分の雇用が生まれると声明で述べている。
ペルシャ湾岸のアラブ諸国は、石油収入が減少しているなか、市民のためにより多くの雇用を創出しなければならない重圧を受けて、これまで国外居住者に大きく依存していた複数の産業で、地元住民が働けるように地域活性化プログラムを広く推し進めている。
最初の指令では、サウジアラビア人だけが「閉ざされた屋内の複合商業施設(モール)」およびその管理事務所で働けると規定されている。
一部の限られた役職は免除されるものと思われるが、労働・社会発展省は対象となる役職を明示しなかった。
その他の規則による変更は、レストラン、カフェ、ケータリング業で働くサウジアラビア人の増加に関連するものだった。
声明では、これらのセクターで地元住民の就労率がどれほどになる見込みなのかは詳しく述べられなかった。
これは労働人口におけるサウジアラビア人の数を引き上げようとする政府の最新の取り組みだ。