
ディーマ・アル・クダイル
ジェッダ:5月17日午前1時の国際線の運航再開において、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を抑制するための予防措置の一環として、航空便禁止措置が為されている20カ国には引き続き禁止が継続されるとサウディア航空が伝えた。
内務省が指定した禁止国は次の通り:アルゼンチン、UAE、ドイツ、米国、インドネシア、アイルランド、イタリア、パキスタン、ブラジル、ポルトガル、英国、トルコ、南アフリカ、スウェーデン、スイス、フランス、レバノン、エジプト、インド、日本。
これは、渡航禁止措置が継続されるかどうかについての市民からの問い合わせにより明らかにされた。
リストに挙げられた国から渡航する非市民、外交官、医療従事者とその家族は、2月3日以来、サウジアラビアへの入国を拒否されている。この入国禁止措置は、サウジアラビアへの入国申請前の14日間に禁止対象国を通過して到着する乗客にも適用される。
一方、COVID-19ワクチン接種をまだ受けていない教育省の職員が特定され、リストに載せられることになると、サウジアラビアのオンライン新聞Ajelが報じた。
この決定は、生徒と職員の健康と安全を守りつつ、通常の学校生活に速やかに戻れるようにするための公式な取り組みの一環である。
ハマド・アル・アシェイク教育相は、以前、同省の職員に対し、来年度の開始に間に合うようワクチン接種を手配するよう要請している。
サウジアラビア当局は水曜日、COVID-19に関連して新たに12人が死亡したと報告した。これで死者の数は6,858人となった。保健省は新規感染者の数は1,028人と報告しており、これで、これまで40万8038人がこの病気に感染し、そのうち9,818人は依然としてアクティブということになった。
報告によれば、新規感染者の内訳は、リヤドで431人、マッカで220人、東部州で157人、マディーナで45人となっているという。また、824人の患者が病気から回復しており、これまでに回復した人の数は合計39万1362人となった。
サウジアラビアは、これまでに1635万2116件のPCR検査を実施しており、そのうち5万8507件が過去24時間以内に実施されている。
同省が検査拠点または治療センターとして設置したサウジアラビアの診療所では、パンデミックの発生以来、サウジアラビア全土で何十万人もの人々の支援を行っている。
サウジアラビア人および国内の外国人は、引き続きコロナウイルスワクチンの接種を受けており、これまでに753万7798人が接種を受けている。