
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアの国営テレビは、アラブ合同軍が、水曜日未明、イランを後ろ盾とするフーシ派民兵組織からサウジアラビアに向けて発射された無人機を破壊したと報じた。
合同軍は、国際人道法に則り、民間人保護のために必要な運用措置を講じているところであると述べた。
今年3月、サウジアラビアは、過去6年間にわたってイエメンを荒廃させてきた戦争の終結を促進させるため、和平工作に乗り出すことを発表している。この取り組みに対しては、国連監督下での停戦、サヌア空港の再開、紛争の政治的解決に向けた新たな協議など、これまで幅広い支持を集めてきており、紅海のホデイダ港の制限も緩和され、船や貨物船のアクセスも可能になるであろうとみられていた。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、この取り組みへの支持を表明しており、これを機に和平を追求し、マーティン・グリフィス国連特使と協力して「誠意ある、前提条件なしの和平」の方向に進むよう各方面に促していた。
イエメンのモアマー・アルエリヤニ情報大臣は、フーシ派と公に繋がりを持つ国際社会のメンバーは、彼らに対し、イランとの関係を断ち切ってサウジアラビア主導の和平工作への参加するよう奨励してゆくべきであると述べた。