




アラブニュース
リヤド: 国営サウジ通信社(SPA) の報道によると、サウジアラビア内閣は火曜日、財務大臣が同国初となるデジタル銀行にライセンスを発行することを承認した。
SPAが伝えた内閣の声明によると、「財務大臣は、現在設立中のSTCバンクとサウジデジタルバンクに必要なライセンスを発行する」という。
サルマン国王が議長を務めたバーチャル会議で、内閣はこの提案を承認したと報じられている。
内閣による今回の承認は、「サウジビジョン2030」として知られる同国の大規模な経済改革計画の一環である「サウジ金融開発プログラム」に沿ったものだと、ムハンマド・アル・ジャドアーン財務大臣はツイッターで述べた。
同大臣は、これらの計画は、起業家精神を育み、金融部門の雇用機会を創出しながら、より効率的なデジタルインフラの開発を目指すものだと述べた。
サウジアラビアのビジョン2030の目標には、デジタル経済を発展させることと金融会社が民間部門の成長を支援できるようにすることが含まれている。
サウジ中央銀行 (SAMA) は昨年、金融テクノロジー企業16社に、決済サービス、消費者向けマイクロファイナンス、電子保険仲介サービスを提供するためのライセンスを発行した。
これまでにアラブ首長国連邦とバーレーンで同様のデジタル銀行が設立されている。
(ロイター通信と共同)