
アラブニュース
リヤド: サウジラビアのミスク財団が日曜日、王国内のサウジの若者がコミュニティ開発に参加できるようにするコミュニケーションと議論の効果的なチャネルの提供を目的とする若者中心のプログラムを立ち上げた。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が設立したミスク財団によると、「ユースボイス」プログラムは、若者が自分たちが直面する課題に対処するための解決策やアイデアを提案できるようにし、社会の中で影響力のある行動的市民になる機会を若者に提供するという。
ミスク財団は、同プログラムを通じて、目的のある建設的なコミュニケーションを取る方法、自信を高める方法、個人的な意見や考えを述べるための自身の認識能力、対話能力、知的能力を身につける方法を若者たちが自ら習得する能力を養うことを目指す。
「ユースボイス」プログラムは、ミスク財団による統合的な教育の一環として、インタラクティブなプラットフォームを通じて、サウジの若者たちの市民としての精神を高め、また、持続可能な開発目標の達成に貢献するために、王国内の各地域が直面するローカルな社会問題を提起し、それらに対処するための解決策を生み出す機会を提供する。
このプログラムは3つの連続的な段階を経て実施され、最初のプログラムはジャウフ州、ジーザーン州、アハサー行政区に代表される東部州を含む、3つの地域が対象となる。
プログラムは各地域で6週間にわたり実施され、まずジャウフ州で7月28日に開始となり、その後ジーザーン州では8月9日に、最後にアハサー行政区では9月2日に開始となる。ミスク財団は各地域の自治体とも協力してプログラムを実施する。
プログラムは、開発建設の取り組みへの若者の関与と、プログラム参加者の愛国意識の育成に寄与するような形で、将来に向けたサウジの若者たちの議論のプラットフォームになることが期待されている。同時に、対話の文化と違いを受け入れる文化を促進し、サウジの若者たちの会話のスキルと有意義な対話を行う能力を育成する。
ミスク財団は、同プログラムと対話セッションに積極的に参加し、課題について議論して解決策を提案したいと思う人々に対し、ミスク財団のウェブサイトで登録するよう呼びかけた。