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オミクロン株による渡航制限の中、ドバイ万博でジャパンデー開催

ドバイ万博2020でUAEパビリオンを訪れる磯俣大使。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020でUAEパビリオンを訪れる磯俣大使。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020でUAEパビリオンを訪れる磯俣大使。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020でUAEパビリオンを訪れる磯俣大使。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020でジャパンデーを祝う磯俣大使とサラ・ビン・ヨセフ・アル・アミリ・UAE大臣 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020でジャパンデーを祝う磯俣大使とサラ・ビン・ヨセフ・アル・アミリ・UAE大臣 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020、ジャパンデーに日本パビリオンを訪れる人たち。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020、ジャパンデーに日本パビリオンを訪れる人たち。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020、ジャパンデーに日本パビリオンを訪れる人たち。 (ANJ Photo)
ドバイ万博2020、ジャパンデーに日本パビリオンを訪れる人たち。 (ANJ Photo)
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12 Dec 2021 10:12:26 GMT9
12 Dec 2021 10:12:26 GMT9

ダイアナ・ファラー

ドバイ: 12月11日、ドバイ万博2020でジャパンデーが開催され、訪れた人たちはお祝いの儀式や文化的なパフォーマンスなどを楽しんだ。

日本からは新種のオミクロン株の出現による渡航制限があったが、日本パビリオンの主催者たちは、ドバイの日本人学校の生徒たちを含む現地の人材を活用することができた。

その他のパフォーマンスとしては、合気道と和太鼓の他、パレードが万博地区内を練り歩いた。

また、磯俣秋男・駐UAE大使やサラ・ビント・ユセフ・アル・アミリ・UAE先進技術担当大臣など、日本とUAEの関係者も出席し、ジャパンデーを祝った。

アル・アミリ先進技術担当大臣は開会式のスピーチで、UAEと日本の関係を賞賛した。

「日本パビリオンは、『アイディアの出会い(Where Ideas Meet)』というテーマのもと、文化、アイディア、教育のコラボレーションと発展が、より良い明日のためにいかに重要かを世界に示してくれている」と、アル・アミリ氏は説明した。「私たちは日本がこの万博のテーマを熱心に受け入れてくれたことを心から感謝するとともに、最先端の技術を活用して今の日本を伝える展示を実現したコミットメントを高く評価している」

アル・アミリ・UAE大臣はまた、日本の展示を開催した中村富安代表と磯俣大使に対し感謝の意を表し、2025年に開催される大阪・関西万博についても祝辞を述べた。

「UAEが初めて万博に参加したのは、1970年の大阪万博が初でした。55年ぶりに大阪を訪れ、国として、また日本の友人として、UAEがどれだけ発展してきたかを感じていただけることを楽しみにしている」と、アル・アミリ氏は語った。

開会式では磯俣大使も、日本政府を代表してスピーチを行った。

「日本とUAE両国の関係は、この50年間、石油開発や貿易における長年の協力関係にとどまらず、インフラ、再生可能エネルギー、宇宙開発、食料、医療、観光、スポーツ、クリエイティブ産業など、多岐に渡る分野で発展してきた」と、磯俣氏は語った。

教育においては、2006年にUAEの学生43人がアブダビの日本人学校に入学して以来、両国は協力関係を維持してきたと磯俣氏は説明した。


UAEパビリオンでの磯俣大使。(ANJ Photo)

「4年後、日本で次の万博『2025年大阪・関西万博』が開催される。テーマは『「いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)」。ドバイ万博から引き継いでいく財産をもとに、一人ひとりの幸せな人生のあり方と、それを支える未来の社会経済システムを議論する場を提供したいと考えている」と、磯俣氏は付け加えた。

在ドバイ日本国総領事の関口昇氏もジャパンデーに参加し、UAEと日本の代表団は、それぞれの国のパビリオンを訪問した。

日本貿易振興機構(JETRO)の石原賢一事務局長は、アラブニュースの独占取材に対し、ジャパンデーには大規模な派遣団が送られることが想定されていたと語った。

「だが、オミクロン株による渡航制限により、現地の日本人コミュニティに協力を要請した。もちろん問題は生じたが、最小限に抑え、乗り越えることができた」

「2020年東京オリンピックやパラリンピック、ドバイ万博2020でも明らかなように、現状でもこのようなイベントを開催する方法を見つけることは可能だ」と、同氏は語った。

日本パビリオンの事務局長、薮中愛子氏はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、ドバイ万博でのジャパンデーは成功だったと思うと語った。

「UAEの人々のコミュニティからは、多大なるサポートを受けた。万博とは、お互いが出会う機会だと思う。和太鼓の演奏もあったが、演者は多国籍だった。これこそが万博の本質だと思っている」と藪中氏は語った。「訪れた人たちも私たちと同じくらいジャパンデーを満喫してくれていたら嬉しい」

 

 

 

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