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サウジアラムコ施設に対する攻撃の背後にイランの陰謀:ロイター調査

月曜日に発表されたロイターの調査によると、9月14日のサウジアラムコ石油施設2か所に対する攻撃の背後に、イランの陰謀があった。(ロイター)
月曜日に発表されたロイターの調査によると、9月14日のサウジアラムコ石油施設2か所に対する攻撃の背後に、イランの陰謀があった。(ロイター)
26 Nov 2019 03:11:16 GMT9
  • イランのアーヤットラー・アリー・ハーメネイー最高指導者が命令したことをレポートが伝える
  • 革命防衛隊の上級メンバーを含む極秘会合後に決定がなされた

アラブニュース

ロンドン:月曜日に発表されたロイターの調査によると、9月14日のサウジアラムコ石油施設2か所に対する攻撃の背後に、イランの陰謀があった。

このレポートでは、2015年に合意がなされたイランの核問題に関する包括的共同作業計画から米国が撤退したことを受け、アーヤットラー・アリー・ハーメネイー最高指導者が、アラムコの施設攻撃を命令したことを伝えた。

さらに、サウジアラムコの施設を標的とする決定が、イラン革命防衛隊を交えた複数回の極秘会合後になされたこと、さらにイスラム共和国は、「破壊的な米国の応戦を引き起こす直接的な対立までには至らない」攻撃を行うことを望んでいたことが、このレポートで明らかにされている。

会合の内容をよく知る3人の高官、さらにイランの意思決定に近いもう一人を加えた4人がロイターに説明した会合の議事内容は、9月14日の攻撃企図におけるイラン指導者たちの役割を伝える初めてのものである。

その議事内容によると、ハーメネイー最高指導者の作戦承認には、イラン軍によるいかなる一般市民および米国人への攻撃も避けなければならないという、厳しい条件が付された。

攻撃から間もなく、イランが支援するフーシが犯行声明を出したが、サウジおよび米国両当局はこれを認めず、洗練された攻撃の性質からイランを名指しした。

議事内容確認のため、ロイターが問い合わせを行ったところ、革命防衛隊の報道官はコメントを拒否した。

テヘランは関与を否定している。

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