
アラブ・ニュース
リヤド:フーシ派がサウジアラビア南部のアブハー国際空港を攻撃しようとしたことについて、4人の空港職員がドローンの破片により負傷したことを受け、木曜日に広く非難された。
国際的に承認されたイエメン政府を支援するアラブ連合軍は、木曜日早朝、アブハー国際空港でフーシ派のドローンを迎撃したことにより、空港職員が軽傷を負ったと発表した。
イスラム協力機構(OIC)のユーセフ・アル・オサイミーン事務局長は、「市民の命を危険にさらすことは、卑怯なテロ行為であり、戦争犯罪であり、国際人道法の明白な違反である」と非難した。
同氏は、サウジアラビアの民間人を標的に使用する弾道ミサイルや爆弾を搭載した無人機によるフーシ派の継続的な卑怯な脅しを阻止するため、断固とした姿勢を取るよう国際社会に求めた。
また、オサイミーン氏は、OICは、サウジアラビアの安全性、安定性、国民や住民の安全を守るために、サウジアラビアがテロリストであるフーシ派民兵の行為に立ち向かうために取るあらゆる措置を支持することを改めて表明した。
アラブ首長国連邦(UAE)の外務省は、空港を標的にすることは脅威を深刻化させる危険な行為であり、民間人や乗客の安全、安心、命を脅かす卑怯な行為であると述べた。声明の中で、UAEはサウジアラビアと全面的に連帯していることを再確認し、サウジアラビアの安全と安定に対するあらゆる脅威に対して断固とした姿勢を示すとした。
UAEは、外務・国際協力省が発表した声明の中で、空港を標的にすることは脅威を深刻化させる危険な行為であり、民間人や乗客の安全、安心、命を脅かす卑怯な行為であると断定した。
同省は、今回のテロ事件について、サウジアラビアへの全面的な連帯を表明するとともに、サウジアラビアの安全と安定に対するあらゆる脅威に対して断固とした姿勢を改めて示した。
またUAEは、サウジアラビアが国民および居住者の安全と安心を維持するために取られるすべての措置を支持すると表明した。
声明では、UAEの安全保障とサウジアラビアの安全保障は切り離すことができないものであり、サウジアラビアに対するいかなる脅威もUAEの安全と安定に対する脅威とみなされることを確認した。
カタール外務省も、フーシ派の行動を非難し、民間および重要な施設を標的にすることは、すべての国際的な規範および法律に反する妨害行為であると非難した。
さらにヨルダンも、今回の空港への攻撃を含め、フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃が続いていることについて非難した。
ヨルダン外務・移民省の報道官を務めるハイサム・アブ・アルフール大使は、度重なるテロ行為、民間人やサウジアラビアの安全と安定を標的にしたテロ行為を強く非難する、とするヨルダンの姿勢を表明した。
同氏は、サウジアラビアの安全に対するいかなる脅威に直面しても、ヨルダンはサウジアラビアを支持することを改めて表明した。