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リヤド:サウジアラビア外相のファイサル・ビン・ファルハーン王子は水曜日、米国のイラン担当特使ロバート・マレー氏とサウジ首都リヤドで会談し、イランによるさまざまな違反や地域の安定を脅かす活動を抑制する方法について話し合った。
会談中両者はイランの各合意およびその後現在も続く国際社会の協議におけるサウジ王国と米国の二国間協調見直しを行った。
イラン政府は2015年に結ばれた核合意の約束の一部履行を停止し、制裁解除の交換条件として同国の核開発プログラムを縮小することを盛り込んだ歴史的合意の再開に向けた交渉を棚上げしており、国連の核監視機関が警鐘を鳴らす事態となっている。
ファイサル王子とマレー特使はイランによる国際協定や条約の違反について両国間の協調をより強固にすることについても話し合った。
中東および世界の安全・安定を脅かすテロリスト民兵に対するイランの支援をやめさせるための協調活動をより強化することについても議題に上がった。
これに先立って水曜日にマレー特使はサウジアラビアの外交問題を担当するアデル・アル・ジュベイル国務相と会談していた。