
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの外務大臣は21日、サウジアラビアはリビアの安定化を達成するためのすべての努力を支援すると述べた。
ファイサル・ビン・ファルハーン王子はリビア安定化会議中に、安全、安定、発展を享受する統一主権国家の実現に向けたリビア国民の望みと希望に応えるためのリビアの新しい統一政府による努力を称賛した。
サウジ王国が会議へ参加したのは、アラブ共同体に利益となる、またこの地域と世界の人々に利益をもたらす解決策を見つけることを目的とした王国の政策を継続しているからだ、とファイサル王子は述べた。
「サウジ王国は、リビアが武装集団などの安全な避難場所になるのを防ぐために、テロリズムや過激派民兵との闘いに向けた国際協調による取り組みの重要性を強調する。そうした避難場所を持つことで、彼らはこの国や周辺地域の、そして国際状況の安定性を脅かすのだ」と外務大臣ファイサル王子は述べた。
「我々は今回の会議とその成果により、選出された行政当局と国連リビア支援団が緊急の計画に向けて、それぞれの義務と責任を遂行することが可能になることを望む。計画実行で何よりも大事なのは、公正で透明な国政選挙の実施で、その結果が兄弟であるリビア国民の望みと希望を満たすことだ」とファイサル王子は述べた。
リビアのナジュラ・アル・マンクーシュ外務大臣は21日、公正、透明で包容力のある選挙を12月24日に実現するためには信頼を醸成する道筋が必要だ、と強調する公式声明を発表して会議は終了した、と述べた。