アラブニュース

ドバイ国際博覧会のサウジ・パビリオンでは、ディルイーヤ・ゲート開発局（DGDA）の優秀なツアーガイドが、王国誕生の地であり、王と英雄の地であり、すべてが始まった場所であるディルイーヤの歴史を伝えるために活躍している。

優秀なチームの中の7名のガイドが現在ドバイに滞在し、サウジ・パビリオンをサポートし、王国のビジョン2030の推進に貢献し、サウジの若者の精神を代表していることをDGDAは誇りに思っている。

このパビリオンは、王国の過去、現在、そして共有する未来を表している。5階建ての高さで、サッカー場2面分の広さがあり、UAEのパビリオンに次いで2番目の大きさだ。

8,000個のLEDフロアライトや世界最大のデジタルミラースクリーンなど、色とりどりの光が周囲に広がる目もくらむようなデザインにより、来場者は立ち寄るたびに異なる体験をすることができる。これは、サウジアラビアの人々、国家の遺産、機会、自然という4つの主要なテーマに敬意を表したデザインだ。

DGDAのツアーガイドは、2020年ドバイ国際博覧会の開催期間中、パビリオンで働き、王国、特にディルイーヤの素晴らしい歴史と文化を来場者に伝える。彼らの任務は、パビリオン全体の一般ツアーの案内、学校ツアーのガイド、VIPゲストやグループの世話、パビリオンで働く臨時スタッフやインターンのトレーニングなどだ。

ディルイーヤでの広範なトレーニングは、彼らが2020年ドバイ国際博覧会へ参加するための良い準備となった。 今回の参加は、彼らの才能、知識、情熱が認められたものだ。

DGDAの新星の一人であり、サウジ・パビリオンの熱心なツアーガイドであるラハフ・アルハルビさんは次のように述べている。「この2020年ドバイ国際博覧会でサウジアラビアを代表し、ディルイーヤの豊かな歴史を世界に伝えることができることは、私にとって大変名誉なことです。ユニークな歴史と文化を持つ王国の発祥の地について、全世界の人々に知ってもらえることを楽しみにしています。このチームの一員であることを誇りに思うとともに、ここでできる新しい体験を心から楽しみたいと思います」

DGDAは、ディルイーヤをサウジアラビア随一の歴史的、文化的な、そしてライフスタイルの目的地へと変革することを主導している。DGDAは2017年7月に設立され、ディルイーヤの歴史を保存し、コミュニティを祝福し、歴史的なユネスコ世界遺産であるアトゥライフを、サウジアラビアの文化と遺産の中心にある、世界で最も素晴らしい集いの場の一つに発展させることを目的としている。

サウジアラビアの先人たちの物語や物理的な遺産を含む、サウジアラビアの歴史と文化の保護・保全は、DGDAの活動の重要な柱だ。DGDAは、サウジアラビア発祥の地の豊かな歴史を伝える専門のツアーガイドを育成するために、広範なプログラムを実施している。この研修は数ヶ月から数年にわたって行われ、研修生はサウジアラビアの歴史、考古学、ホスピタリティについて学ぶ。