
アラブニュースジャパン
ドバイ:2020年ドバイ国際博覧会(万博)におけるサウジアラビア・パビリオンへの来館者数が50万人を突破した、と国営サウジ通信(SPA)が報じた。その数は万博総来場者数の3割以上を占めるものだ。
10月1日に正式にオープンした王国パビリオンはアラブ各国のみならずそれ以外の地域から来館者を集めている。また同館は外交使節団らによる高官の訪問も受けてきた。
サウジアラビアの伝統舞踊アルダの熱烈なパフォーマンスが行われて来館者数50万人突破が盛大に祝われた。いかなる国際博覧会の歴史においても来館者数が50万人を突破したことはこれまで1度もない。
同パビリオンは王国の豊かな自然、活気に満ちた社会、長く続く伝統、経済機会などを反映するさまざまなアクティビティやイベント、週間テーマなどで人々を惹きつけてきた。
持続可能エネルギーに関するステーションが設置され、サウジの伝統工芸や人気の民話を扱ったショー、国内各地の人気メニューなどがいたるところにふんだんに展示されている。
パビリオン来館者はサウジアラビアの若々しい精神と同国の文化的・革新的・経済的・投資的機会を反映する発見ツアーへと導かれる。
王国パビリオンでは期間6週間で1,800以上ものアクティビティ・プログラム・週間テーマが提供されている。
今回の万博においてサウジ・パビリオンはUAEパビリオンに次ぐ規模とみられており、すでにギネス世界記録に最大のインタラクティブ・ライトフロア、最長のインタラクティブ・ウォーターカーテン、最大のインタラクティブ・デジタル・スクリーンミラーとして3回登録されている。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は金曜日、サウジアラビアが万博2030に立候補したことを表明した。王国のテーマは「変革の時代:先見の明に満ちた明日へと地球を導く」となる。
万博2030は2030年10月1日から2031年4月1日まで開催される予定だ。