
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの遺産委員会及び博物館委員会は、博物館と国の遺産を発展させる協力強化のために、紅海開発会社との間で2つの覚書に署名した。
月曜日、首都リヤドで執り行われた署名式は、文化大臣で遺産委員会と博物館委員会の委員長でもあるバドル・ビン・アブドゥラー・ビン・ファルハーン王子の後援で行われた。
遺産委員会と紅海開発会社との間の協力に関する覚書では、5本の軸が取り上げられた。その1番目の軸には、考古学的に価値ある遺跡や遺産の保護及び保存、ユネスコ世界遺産への登録が提案された遺跡や遺産の登録などが含まれている。
2番目の軸は研究、調査、考古学的発掘調査に関するもの、3番目は都市の遺産、4番目は歴史的なモスクの再建、5番目は工芸品と手工芸品の分野における両当事者の協力と定義されている。
博物館委員会と紅海開発会社との間の覚書には、連携協力に関する2本の軸が含まれている。第一に重点を置くのは、サウジ王国初の海洋博物館と海中考古学センターの建設、2番目の軸には博物館とギャラリーの発展における潜在的機会の特定が取り上げられた。
2つの覚書は、文化省及びその機関によって管理されているプロジェクトの一環として、同国の遺産及び博物館のセクターの発展、支援、機能強化を目的とした、官民及び非営利セクターの組織との連携を実現する両委員会の取り組みの枠内で締結された。