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国際的に著名な化学者オマール・ヤギー氏「サウジ国籍を取得でき光栄」

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15 Nov 2021 02:11:14 GMT9
15 Nov 2021 02:11:14 GMT9
  • 最近の国王令で、さまざまな職業の専門技術を持つ外国人への国籍付与が承認された
  • これは、専門家にとって魅力的なビジネス環境を構築することを目的とした、サウジアラビアのビジョン2030に沿ったもの

レイ・ハナニア

シカゴ:乾燥した環境から清潔な水を採取する技術などに関心を持つ、国際的に著名な化学者のオマール・ヤギー氏は、サウジアラビアの国籍を付与されることを光栄に思うと語った。

パレスチナ人の両親を持つ、ヨルダン生まれの56歳のヤギー氏は、米国科学アカデミーの会員であり、カリフォルニア大学バークレー校のジェームス・アンド・ニールチェ・トレッター化学教授を務めている。

アラブニュースの独占インタビューに応じたヤギー氏は、国籍付与の申し出を受け入れると語り、同氏の世界的な研究活動がサポートを受けられる可能性を認めた。

「国籍を付与されるのは非常に名誉なことであり、サウジアラビア人とより密接に仕事ができるようになると思います」

「サウジアラビアは科学や研究を発展させる素晴らしいビジョンを持っています。サウジの友人たちとはすでにいくつか共同研究を行っていて、それらをさらに発展させられるのはうれしいことです。選ばれてとても光栄です」

 ヤギー氏は、同氏の研究やサウジアラビアでの共同研究をよく知るある人物を通し、自分の名前が挙がっていることを非公式に聞いていたという。

同氏は、「この申し出は本当に名誉なことです。お受けします」と述べた。

サウジアラビアは11日、さまざまな分野の著名な専門家たちにサウジアラビア国籍を付与することを王室が承認したと発表した。

これは、国の発展とサウジアラビア社会への貢献のため、法律、医学、科学、文化、スポーツ、技術などの分野で活躍する専門家に帰化の道を開くという国王令に基づくものだ。

サウジプレス・エージェンシーによると、今回の国王令は優秀な人材のサウジアラビアへの移転を促し、外国からの投資を現地化し、「適切な社会・投資環境を整える」という、サウジビジョン2030の目的に沿ったものだ。

11日にサウジアラビア国籍を取得したのは、「メッカのカーバ神殿」の表紙のチーフカリグラファーであるムクタール・アラム氏、著名な歴史学者であるアミン・セイド博士とアブドゥル・カリム・アル・サマク博士、著名な研究者であるモハメド・アル・バカイ博士、有名な演劇監督であるサマーン・アル・アニ氏などだ。

さらに、宗教、医療、教育、投資、デジタル、スポーツなどの分野で活躍する著名人も名を連ねている。

ヤギー氏は、網状化学の分野を発見から応用段階へと導き、その過程で新素材の製造方法を変えたことで、世界中の人々に益をもたらしたと評価されている。

同氏はアメリカのイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で化学の博士号を取得した後、ハーバード大学で全米科学財団のポスドクを務めた。

バークレー・グローバル・サイエンス・インスティテュートの創設者であり、発展途上国に研究拠点を設置して、若い研究者に発見と学習の機会を提供することを使命としている。

また、分子レベルでのエネルギー変換の基礎科学を研究するカブリ エネルギー・ナノサイエンス研究所と、産学共同のイノベーションを支援するBASFのカリフォルニア・リサーチアライアンスの共同ディレクターも務めている。

その科学的業績が認められ、2010年に英国王立化学会100周年記念賞、2015年にはサウジアラビアのファイサル王賞など、数々の受賞歴がある。

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