
アラブニュース
リヤド:アラブ連合軍は、イランの支援を受けるイエメンのフーシ派が7日の夜にサウジアラビアの南西部を標的とする攻撃を行ったと発表した。国営テレビが報じた。
アラブ連合軍は、ジーザーンにある公道と伝統的な市場の近くに「敵が発射した物体」が落下したと発表した。
アラブ連合軍はまた、「フーシ派が7日の夜、意図的かつ組織的に民間人を攻撃しようとしたことは、国際人道法に対する明確な違反だ」と述べた。
サウジアラビア国防省は8日未明、サウジアラビア西部に向けて発射された飛翔体を破壊したと発表した。これに先立ち、アラブ連合軍はイエメン領内で敵の無人機を破壊したと発表していた。
フーシ派は5日以降、サウジアラビア南部の地域に向けて多数の無人機や弾道ミサイルを発射し、6日には首都リヤドに向けて弾道ミサイルを発射したが、いずれもサウジアラビアの防空網によって撃墜された。
迎撃されたミサイルのうち1発の破片がリヤドのいくつかの地区に落下したが、被害はなかった。
これらの攻撃は、国際社会から強く非難されている。