• スーダン国有の鉱山会社は、救助隊と村人がダルサヤ鉱山を現在も捜索中で、さらに遺体がないか、生存者がいないかどうか確認を続けている、と発表した。
• この稼働停止中の鉱山は今週初めに崩壊し、少なくとも38人が死亡した。

カイロ: スーダン当局によると、救助隊は水曜日、西コルドファン州の崩壊した金鉱から少なくとも31人の遺体を収容した。

スーダン国有の鉱山会社は、救助隊と村人がダルサヤ鉱山を現在も捜索中で、さらに遺体がないか、生存者がいないかどうか確認を続けている、と発表した。 この鉱山は、首都ハルツームから南に約700キロ（435マイル）離れたフジャ村にある。

稼働停止中の鉱山は今週初めに崩壊し、少なくとも38人が死亡したと、同社は火曜日に発表。同社はFacebookに、生存者や遺体を発見するため、少なくとも2台の重機が稼働している救出活動の現場に、村人たちが集まる様子を撮影した画像を掲載した。

スーダン国有スーダン・ミネラル・リソーシズ・カンパニーによると、鉱山は稼働していなかったが、現場を警備していた治安部隊が立ち去った後、地元の鉱山労働者が鉱山に戻り作業をしていたという。

安全基準が広く浸透していないスーダンの金鉱山では、崩落事故が頻発している。

スーダンは金の一大産出国であり、国内に多数の鉱山が点在している。しかし、長年にわたる経営管理の失敗と腐敗によって、業界全体が痛手を負っていた。

この2年間、暫定政府が業界の規制に着手していた。

スーダン近郊の北ダルフール州では、正体不明の武装集団が、火曜日の夜遅くに州都エルファシャーにある世界食糧計画の倉庫を襲撃、略奪したと、国連スーダン人道調整官のカルディアタ・ロ・ンディアイ氏が述べた。 北ダルフールの地方当局は、水曜日から同州全域で夜間外出禁止令を発令した。

世界食糧計画によると、倉庫には1,900トンもの食糧が保管されており、この地域で困っている人々に配給される予定だった。

「このような攻撃は、最も必要としている人々に食糧を届ける私たちの能力を著しく損なうものだ」と氏は述べた。

スーダンは世界最貧国の一つであり、国連の試算によれば、少なくとも1430万人が人道支援を必要としている。

世界食糧計画の倉庫への攻撃は、先週起きたエル＝ファーシルにある旧国連平和維持軍基地への攻撃に続いて発生した。12月21日にスーダン当局に引き渡されたこの基地も、同様に略奪されたと、国連は発表した。

AP