
アラブニュース
パリ: サウジアラビア外務省は、7日に発表した声明で、ジャマル・カショギ氏殺害事件の容疑者としてパリで逮捕された人物は「事件とは何の関係もない」と述べ、同人物の「即時釈放」を求めた。
また同省は、「故ジャマル・カショギ氏殺害事件の容疑者として逮捕されたサウジアラビア市民について、駐仏サウジアラビア王国大使館は、メディアで報じられている内容は間違っており、逮捕された人物と問題の事件とは何の関係もないことをはっきりさせる意向であり、同人物の即時釈放を期待している」と、述べ、さらに「同大使館は、ジャマル・カショギ氏の凶悪な殺人事件に加わったすべての人物に対してサウジアラビアの司法が判決を下しており、現在彼ら全員が所定の刑に服していることを再確認したい意向である」と付け加えた。
サウジアラビア当局者は火曜日の声明より前に、逮捕の報道は誤りであり、「人違いである」とした上で、コメントを要請したロイターに対する声明の中で、カショギ氏殺害事件に関わった人物たちは有罪判決を受け、「現在サウジアラビアで刑に服している」と述べた。
ロイター