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リヤド:湾岸諸国歴訪中のサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が8日、3つ目の訪問国であるカタールの首都ドーハに到着した。
皇太子とカタールのシェイク・タミーム首長は両国関係や様々な分野での関係強化の方法のほか、最新の地域情勢や国際情勢などについて確認した。
会談の最後には、皇太子と首長がSaudi-Qatari Coordination Council(サウジ・カタール調整評議会)の議事録に署名した。
タミーム首長は「特に地域の状況を考慮すると、皇太子の訪問は両国間の強い絆を深めるだろう」と述べた。
首長は「カタールとサウジアラビアとの同胞愛や協力の関係は、共通の歴史と運命という強固な基盤の上になり立っている」とツイートした。
「今日、私は兄弟のムハンマド・ビン・サルマン皇太子と、両国間の協力関係を強化する方法について話し合った。(そして)私はまた、この地域に安全と安定をもたらすという共通の関心事について彼と再確認した」と首長は述べ、「私の兄弟であるムハンマドをカタールで歓迎する」と続けた。
ドーハ国際空港に到着した皇太子は、シェイク・タミーム・ビン・ハマド首長に迎えられた。
ムハンマド皇太子を歓迎する式典がアミリディワン(迎賓館)で開かれ、カタールの高官とも面会した。
皇太子はその後諮問評議会を訪れ、多数の議員と面会した。
ムハンマド皇太子とシェイク・タミーム首長は第6回サウジ・カタール調整評議会を開催し、カタールの首脳陣が皇太子を歓迎した。
温かい歓迎と寛大なもてなしに対して皇太子が首長に謝意を表明し、サルマン国王のメッセージを伝えた。
湾岸諸国を公式歴訪中の皇太子はUAEを出発し、3か所目の訪問地となるドーハに到着した。最初にオマーンを訪問した皇太子は、今後バーレーンとクウェートを訪問し、各国との関係をより強固にするため首脳や政府高官と会談を持つ予定だ。